kintone SIGNPOST Advent Calendar 2025の12/14の記事です。
キントーンサインポスト
「kintone SIGNPOST(キントーンサインポスト)」は、「kintoneで継続的な業務改善をするための道しるべ」です。
「キントーンサインポスト」は「STEP0 kintone概念理解」から始まります。
その「0-01 現場主体の業務改善」や、「0-02 素早く繰り返す」と、いわゆる「市民開発」は、狙いや効果が似ています。
市民開発
ここでは、IT管理者と現場ユーザーが二人三脚でアプリを開発することを「市民開発」と呼ぶことにします。
ITの専門家ではない現場ユーザーが、自らがよく知る現場の業務の困りごとを、自らがシステムを構築して業務改善できます。
現場ユーザーが自由勝手にアプリを野良開発して混乱しては困るので、ITの専門家としてIT管理者がサポートしてうまくいくように(ガバナンス)するといいでしょう。
ノーコード(ノーコードツール)
ITの専門家でない現場ユーザーが自らシステムを構築できるような、プログラムのコードについての専門知識がなくてもコーディングせずにアプリを開発できるツールが、ノーコードツールです。
日本では、
- サイボウズのkintone
- MicrosoftのPower Apps
- GoogleのAppSheet
あたりが有力ではないでしょうか。
ノーコードツールだと、専門知識はなくていいか?
ノーコードツールでつくったアプリの使い方は、一度覚えればなんとかなるでしょう。
問題は、アプリの作り方です。
本当に、専門知識がなくてもアプリを作れるでしょうか?
それを業務で使って、問題が生じないでしょうか?
現実は、それぞれのノーコードツールについての専門知識がある程度必要です。
アプリの作り方
アプリを作るには、たとえば、
を、ある程度理解する必要があるでしょう。
もっとも、ゼロからコーディングの専門知識を身につけるのと比べれば、ハードルは低いかなと思います。
データを保存する場所
アプリを作り、利用するためには、そのデータを保存するデータベース(データソース)を用意する必要がある場合があります。
kintoneでは、UIとデータベースが一体になっているので、アプリを作成すればデータを保存できます。
Power AppsやAppSheetでは、それ自体はUIのツールで、データベースは別です。アプリを作成するためには、データベース(データソース)を別に用意する必要があります。
ノーコードだと、市民開発できる、か?
現場ユーザーが理解できる程度に簡単なノーコードツールなら、市民開発できるでしょう。
例えば、自分でアプリを作ろうとしたら、
- kintoneなら、アプリを作ってみようの操作ではじめからアプリを作成できます。
- Power Appsでは、たとえば空白のキャンバス アプリを一から作成するの操作に続けて、接続を追加する、コントロールの追加と構成、アプリの保存と公開で、アプリを作成できます。。。。
- AppSheetなら、クイックスタート: AppSheet データベースを使用して最初のアプリを作成するで、アプリを作成できます。。。。
kintoneでぎりぎり可能で、PowerAppsやAppSheetだと相当困難に思います。
また、誰かひとりできればいい、というものではなく、それを継続できるか?が重要です。
最初は自分が1人でアプリを作ったり、他の人や会社に作ってもらってできたとしても、その後、他の人が改善を継続できるようにする必要があります。
そのためにも、多くの現場ユーザーがアプリを作り、変更できる程度に簡単な仕組みが必要でしょう。
ノーコードで市民開発を継続するために必要なこと
かつて、パソコンが職場にひろがり、Excelを皆が使えるようになることで、業務効率は劇的に向上しました。
市民開発可能なノーコードツールが、Excelのように世界中に広まることで、さらに業務効率が劇的に向上することを願っています。
皆さん、市民開発可能なノーコードツールを使いましょう!
つまり、kintoneを使いましょう!