Grokの解析学、線形代数の実力を試してみた
そもそもGrokのスペックは?
Grok3 Launchによると
とのことらしいので実験してみた
まずは解析学
\int_{0}^{2π} 1/(2+cos(x))dx
Grokの回答は?
長いので途中を省いて
留数定理を使った解法は
途中省略して
ステップ3 : 極の特定,この推論プロセスは抜け目ない!!!.
自分には非の打ちどころがない回答に見えます.
次は線形代数
\mathrm{rank}
\begin{vmatrix}
a & b & c\\
b & c & a\\
c & a & b\\
\end{vmatrix}
ポイントはa,b,cの値によってrankが0から3まで変化する点です.
Grokの回答は?
途中省略して
一か所日本語的にややこしい表現があり
a,b,c がすべて 0 でない場合 ⇔ not (a=b=c=0) と解釈するとこの回答は自分的にはperfectです.
※「すべて 0 でない場合」 は 「a≠0 かつ b≠0 かつ c≠0」 という解釈もできなくはない
感想
ChatGPTが登場したころは生成AIは数学が苦手?という噂を耳にしましたが最近の生成AIは少しづつ苦手を克服しつつあるように感じました.