はじめに
2024年3月現在、Lookuptableにプロジェクト単位でアクセス権限を付与することができるようになったため、他のプロジェクトからアクセスされないような仕組みを実現することができるようになりました!
今までは、Lookuptableにはアクセス権限を付与することができず、ワークスペース全体から参照されたり、データの編集をされたりすることが可能でした。そのため、同じワークスペース内で、複数のプロジェクトが進行している時、「いつのまにかLookuptableのレコードが削除されてしまっていた!」ということが起こりえる状態でした。
Lookuptableの設定
「Available in "プロジェクト名"」にアクセスを許可したいプロジェクトを設定することで、設定したプロジェクトのレシピのみからアクセスが可能となります。今回は例として「TestTable」に「TestProject」を設定します。
Lookuptableへのアクセス確認(参照可能)
「TestProject」のプロジェクトで作成したレシピからLookuptableを呼び出すことができます。
Lookuptableへのアクセス確認(参照不可能)
「TestProject__」のプロジェクトで作成したレシピからLookuptableを呼び出すことができません。
まとめ
まとめると以下のようになります。
- Lookuptableで参照できるプロジェクトを指定できるようになった
おわりに
いかかでしょうか? Lookuptableを利用する機会は多いかと思いますが、他のプロジェクトから参照されなくなることで、誤操作する可能性が低くなりWorkatoを快適に利用することができるようになりました。
Workatoの導入・導入後の活用などでお困りの場合、Workatoリセラーにご相談する方法もございます。お困りごとがございましたら、認定リセラーの日立ソリューションズへ是非ご相談ください。
参考リンク
- 株式会社 日立ソリューションズ
- Workato 公式サイト