1.はじめに
今回は思い付きで、初めて作成したシェルスクリプトを、ご紹介します。
また、本題材である四則演算の内容を簡単に説明すると、足算・引算・掛算・割算の総称です。
※まだまだ、改良の余地がある内容になっているので、暖かい眼差しで読んで頂ければと思います。
2.シェルスクリプトとは
シェルスクリプトとは、OS(オペレーティングシ>ステム)を操作するためのシェル上で
実行できる簡易なプログラミング言語(スクリプト言語)。
引用サイト:『IT用語辞典 e-Words』のシェルスクリプトより
※Windowsでいうとバッチファイルのことを示します。
3.処理の流れ
シェルスクリプトを作成するに当たって、処理する順序をざっくりと決めます。
今回の題材は、四則演算を使用したものになるので、下記の順序になります。
1.変数を設定する
2.事前に入力した変数を出力する
3.計算結果を出力する。
4.作成
はじめに『work』フォルダを作成し、シェルスクリプトを作成します。
※フォルダ名・ファイル名は、分かりやすいもので大丈夫です。
mkdir work; cd /root/work
vi <ファイル名>.sh
# !/bin/bash
# 基本的にシェルを作成する上で、必ず『#!/bin/bash』を追加します。
数値を変数に入れる為、それぞれ用意する。
front_nb="x"
back_nb="y"
最後に計算する処理を追加する。
echo $((front_nb + back_nb))
5. 実行
今回作成したシェルスクリプトを実行する場合、
それぞれ『x』と『y』に変数を入力する必要があるので、環境変数を入力する。
export x=<数値>
export y=<数値>
---
# 環境変数を確認するコマンドは、下記のコマンドで確認できます。
export -p
実行前に、一度ファイル権限を確認してみます。ユーザーの実行権限がない場合、権限を付与します。
また権限が正しく付与されたか、再度『ls』コマンドで確認します。
chmod x <ファイル名>.sh
chmod 744 <ファイル名>.sh
# どちらでも権限を付与できます。
---
ls -l
実行コマンドを入力します。
./<ファイル名>.sh
/root/work/<ファイル名>.sh
# 上記のコマンドは、作成した場所によってディレクトリが変わる為、要確認!
実行結果がこちらになります。今回の場合、『x=10』,『y=2』に変数を設定しました。
export x=10
export y=2
和:12
差:8
積:20
商:5
6.完成形
今回自分が作成したシェルでは、下記の内容になりました。
# !/bin/bash
# 変数を設定する
front_nb="x"
back_nb="y"
# 事前に入力した変数を出力する
echo "export x="$x
echo "export y="$y
# 計算結果を出力する
echo "和:"$((front_nb + back_nb))
echo "差:"$((front_nb - back_nb))
echo "積:"$((front_nb * back_nb))
echo "商:"$((front_nb / back_nb))
7.まとめ
自分なりに調べながら、作成してみました。試行錯誤しながら、
作るシェルスクリプトも面白いと感じました。
今回の改善点を上げるとしたら、手動で変数を入力する手間を省く形式でも、良さそうですね。
次回作る機会があれば、もう少し工夫して作成してみようと思います。
8. 参考文献
・『IT用語辞典 e-Words』
・『Wikipedia』
・『Bash $((算術式)) のすべて - B 罠・バグ回避編』