#はじめに
SQLServerのストアドプロシージャ内で使用する変数についてまとめました
##①変数宣言
DECLAREの後に、変数とデータ型を記述します。
また、初期設定では値はNULLに設定されています。
構文
DECLARE @変数名 データ型 ;
例
DECLARE @number int ;
DECLARE @text varchar(2);
データ型の詳細は下記ページ参照
Microsoft Developer Network データ型 (Transact-SQL)
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187752(v=sql.120).aspx
##②変数に値を代入
先ほどの宣言後にSETで値を代入することができます。
構文
SET @変数名 = 値;
例
SET @number = 1;
SET @text = 'テスト';
##③変数宣言時に値代入
①で変数宣言、②で変数に値を代入しました。
しかし、下記の記述で変数制限と初期値設定を同時にすることができます。
構文
DECLARE @変数名 データ型 = 値 ;
例
DECLARE @number int = 1;
DECLARE @text varchar(10) = 'テスト';
##変数を使用した小技集
1.SELECT文を変数の中に入れて実行する方法
テーブル名を変数に入れて、その変数を実行するとSELECT文を実行することができます。
例
DECLARE @SELECTTEST varchar(1000) = 'SELECT Id FROM TESTTABLE';
EXEC (@SELECTTEST);