5日くらいClaudeCodeを触った感想。
総評
使うと「実装・動作確認・修正」のサイクルを圧倒的な速度で回せる。コードを書く必要はなくなる一方で、「仕様定義・技術選定・UI/UX設計」の能力が問われる。
メリット
スプリントを高速に回せる
作りたいものを伝えるだけで実装が完了する。
マルチエージェントを導入することで、実装処理中に次の実装の相談をするなど、待ち時間を短縮できる。
「実装・動作確認・修正」と高速でスプリントをまわせるので作りたいものに集中できる。
自動でエラー検出・修正
AIがコードを記述して実行し、エラーが発生すれば修正を自動行う。マルチエージェントの場合、一部のエージェントそのものが落ちても他エージェントが復帰させたりする。
画像読み取りもする
他AIでも可能だが、動作画面やターミナルの画像を渡せば原因を特定して修正してくれる
気になるところ
コストが高い
最安値の3000円プランでは物足りない。
気ままに作らせると1時間程度でレートリミットに到達してしまう。
ブラックボックス化
AIが気を利かせて意図しないcommitやデプロイを行うことがある。また、制御機能はあるが任意のファイルを操作する権限を与えてしまうと重要なファイルを削除しかねない。
手段の目的化を始める
テストを通すためにハードコードで解決することがある。手軽に実装を行なってくれるが、ある程度は実装の確認が必要。
使用する上で求められること
UI/UX設計
デザイン能力は必要。
Claudeに「理解しやすい画面設計・操作感」のセンスはなかった。助言を求めればある程度の修正はしてくれるので、成果物を操作・確認してみる必要がある。
技術選定
AIの推薦を鵜呑みにすべきではない。
動作を最優先にするため、セキュリティリスクの観点を無視した選定・実装を行うことがある。
参考: 「1行もコードを書いてない」——3日後、150万APIキー漏洩。身に覚えがあった【前編】
無料のdbとしてsupabaseが推薦されるが、仕様に癖があるため事前に把握すること。
ドキュメント管理
仕様書はAIに作られせ続け確認する。
高速に実装を行うため、すぐに構成が複雑化する。
こうなるとAIへの指示自体が困難になるため、仕様書を介して実装のブレを抑える必要がある
結論
実装者が管理しないと暴走するものの、
資本力さえあれば圧倒的な速度で実装することができる。
実装量があまりに多くコードレビューは困難になるため、仕様書を書かせて実装との乖離を確認する。セキュリティ的な観点に絞ってレビューするなどの対応が必要。
仕事で使いたいかと言えばAIに権限を持たせすぎて、暴走するのが目に見えているので微妙なところ。
個人であれば専用のwsl環境を構築して使えるので是非とも使っていきたい。