目的
Git,GitHubの学習で、ローカルリポジトリからGitHubへのプッシュまでの一連の流れにて、順序がごちゃ混ぜになってしまったのでここに整理したものを残します。
手順
1.パーソナルアクセストークンの作成
2.GitHubにてリポジトリの作成
3.使用するリポジトリのURLのショートカットを作成
4.プッシュ
5.GitHubにてプッシュができているか確認
パーソナルアクセストークンの生成
まずは、リポジトリの所有者かどうか確認するためのパスワードの役割を果たす"アクセストークン"を生成します。
GitHubに移動し、メニューのsettings
をクリック。
出てきたページの左下にある、Developer settings
をクリック。
3つ出てきた項目のうち、Personal access tokens
のTokens (classic)
をクリック。
Generate new token
で生成を開始。
Note
トークン名を入力。何のためのトークンなのかわかりやすい名前にする。
Expiration
で任意の有効期間を設定。
Select scopes
で任意の設定をかける。
Select scopes
では、アクセストークンの所有者が、どういった事までできる様にするのかを設定する項目になります。
全てのことを許可したい場合には全てにチェックを入れる。
チェックを入れ終えたらGenerate token
をクリックで生成。
オレンジ枠部の文字列をコピーし、メモアプリ等に貼り付けて残しておく。
リポジトリの作成
GitHubのマイページにあるRepositories
をクリック。
右手にあるNew
をクリック。
Repository name
にてリポジトリの名前を設定。
その他の箇所に関しては任意の選択になります。
無料版のGitHubであればPublic
一択になります。
Create repository
で作成。
作成後にオレンジ枠部のコードをターミナルにて実行します。
リポジトリ(GitHub)のURLのショートカットを作成
ターミナルにてGitHubからコピーしてきた内容を実行して行きます。
git remote add origin GitHubのURL
上記コードは、originという名のショートカットを作り、GitHubのURLをそこに登録するコードになります。
この工程を踏むことで今後はorigin
でプッシュやプルができるようになります。
いちいちURLをコピペしてきて持ってくるのはきついのでこの工程はマストかと思います!
GitHubのURL
という箇所にはコピーしてきたうちのURLが入ります。
git branch -M main
このコードはbranch
コマンドの-M
オプションが付いており、現在のブランチ名をmain
に強制的に変更しています。
GitHub(リモートリポジトリ)へ送信(プッシュ)する
ショートカットを作成し終えたらローカルリポジトリからリモートリポジトリへ送信をします。
git push -u origin main
上記コードでリモートリポジトリへのプッシュが完了します。
-u
というオプションは。今後origin main
をプッシュする際に、git push
と打つだけでプッシュができるようにするモノです。
こちらも便利なので、しておくとよいと思います。
裏側では、ワークツリー
からローカルリポジトリ
へコミットしたものをリモートリポジトリ
へプッシュといった流れになっています。
"main"という箇所はブランチ名になります。
デフォルトだと"master"になっている場合もあります。
プッシュの確認
最後にプッシュがちゃんとできているかの確認になります。
GitHubのリポジトリを作成し終え、コードをコピーしたページに戻ります。
そのページを再読み込みし、プッシュが成功すると、今まで作ったファイルなどが見れるようになっています。
補足
プッシュ時にユーザー名とパスワードの入力を求められない場合
macを使っていると"キーチェーンアクセス"というアプリに保存され、ターミナル上で2つの項目を打たないでも大丈夫なようになっている為です。
セキュリティ上、毎回入力を出したい場合は"キーチェーンアクセス"にて検索欄でGitHub
と検索。
検索結果で出てきた項目を削除をすると、入力が求められるようになります。