※ これから記載する事項は、私が所属する会社とは一切関係のない事柄です。
サイトをマルチ言語にする方法を2部(事前準備編・翻訳編)に分けて紹介します。
今回はまず事前準備の方法について紹介したいと思います。
設定内容
サイトの表示とカテゴリと商品の名称や説明文を日本語と英語で切り替えられるようにしたいと思います。方法の詳細はヘルプの「グローバルな販売」をご確認ください。
※ 今回は通貨や納入先をマルチロケールにする設定は省きますので、ご了承ください。
事前設定
1. ストアページレイアウトへの言語サポートの追加
設定 > オブジェクトマネジャー からストアオブジェクトのページレイアウトに「使用言語」「言語のデフォルト値」項目を追加します。必要であれば「デフォルトの国(納入先)」「サポートされる国(納入先)」「サポートされる通貨」「デフォルトの通貨」も追加しましょう。
2. データ翻訳の有効化
設定 > 会社の設定 > 組織情報 から [編集] をクリックし、[データ翻訳を有効化] にチェックを入れ保存します。すると 設定 > トランスレーションワークベンチ >データ翻訳設定 に翻訳できるオブジェクトの一覧が表示されます。
3. トランスレーションワークベンチを有効にする
設定 > トランスレーションワークベンチ > 翻訳言語設定 に遷移し [有功化] ボタンをクリックします。すると使用言語リストが表示されるので [追加] ボタンで日本語と英語を設定します。その際翻訳するユーザも同時に設定しましょう。
4. バイヤーグループページレイアウトへの言語サポートの追加
設定 > オブジェクトマネジャー からバイヤーグループオブジェクトのページレイアウトに 「ロケール」 を関連リストに追加しましょう。
5. ストアの設定
ストアのホームページから、 [管理] タイルをクリックします。 [一般設定] をクリックします。
使用言語の鉛筆マークから修正し、英語と日本語を選択し、さらに言語のデフォルトも設定します。
6. マーケットの設定
ストアのホームページから、 [管理] タイルをクリックします。 [マーケット] をクリックします。 「マーケットを作成」 をクリックして任意の名前を設定します。設定が完了するとリストに設定した名前が表示されるのでクリックします。
設定したマーケットはバイヤーグループとして表示されます。関連リストのロケールから利用する言語(ロケール)を割り当てましょう。
7. Experience Builder の設定
ストアのホームページから、 [エクスペリエンスビルダー] タイルをクリックし、エクスペリエンスビルダーを表示します。さらに左ナビより設定マークをクリックし、 [言語] を選択します。 [言語を編集] ボタンから利用する言語を選択し、保存します。
すると、エクスペリエンスビルダーの右上に地球マークが表示され設定する言語を切り替えられるようになっていることを確認できます。