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Apexクラスの本番リリースまでの道のり

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「sandbox環境でApexクラスが動くようにしたけどもここからどうリリースしたらいいの?」って人向けの記事になります。
Salesforce上の説明が分かりづらいので改めて記事にしました。

前提

前提条件として

  • 本番環境と同期済みの最新のsandbox環境で
  • Apexクラスを作成済み
  • Apexクラスのテストカバレッジが75%以上

という条件になっております。

尚、テストカバレッジが75%以上でないとリリース時に怒られ非常にがっかりするので注意してください。
(筆者体験済み)

やること

では、まずリリース前にやることとして本番環境とsandbox環境がお互いに認証してリリース出来る状態にしましょう。

やり方としては、本番・sandbox環境それぞれで設定画面に飛び、左メニューの「リリース設定」をクリックしてみてください。

スクリーンショット_2015-07-30_10_57_39.png

すると、こんな画面が表示されるはずです。
ただ、リリースをしたことがない環境ですとアップロード認証方向の矢印マークがちょっと違うかもしれません。
もし、オレンジの矢印マークですとそれはまだお互いにリリースを認めていない状態ですので、設定しましょう。

アクションにある編集を押すと以下のような画面になります。
スクリーンショット_2015-07-30_11_00_43.png

画像の通り認証のチェックをして、保存してください。
これを本番・sandbox環境で行うことで矢印マークが緑になるはずです。

次にsandbox環境で送信変更セットを編集します。
これは「リリース時に本番環境へ送るもの」を決める設定になります。
設定の左メニューより、送信変更セットをクリックしてみてください。

スクリーンショット_2015-07-30_11_03_39.png

それでは、変更セットを新しく作ってみましょう。
新規をクリックすると名前の入力が求められますので何か適当な名前をば。

保存をクリックすると、次に詳細な設定画面が表示されますのでここで作成したApexクラスを追加しましょう。
スクリーンショット_2015-07-30_11_05_37.png

スクリーンショット_2015-07-30_11_06_26.png

それでは次に、送信変更セット画面に戻り、作成した送信変更セットの名前をクリックしてからアップロードボタンをクリックしてみてください。

スクリーンショット 2015-07-30 11.11.28.png

では、アップロードしてみてください。

アップロードできたかどうか確認したいので、本番環境に移り受信変更セットをクリックしてみてください。

スクリーンショット_2015-07-30_11_13_03.png

リリース待ちの変更セットに新しく追加されてますね。
では、追加された変更セットの名前をクリックしてリリースしてみてください。
(ここで名前をクリックしてエラーになる場合は暫く時間を置いてから再度やってみてください。)

スクリーンショット_2015-07-30_11_15_34.png

これでリリース作業は完了になります。

リリース状況が見たい場合は本番環境のリリース状況の画面に飛んで見てください。
以上になります。

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