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[Mac]ローカル開発環境構築方法[Vagrant]

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VirtualBoxとVagrantを使ってローカル開発環境を構築していく

まず、ローカル開発環境とは、手元のPCにインターネットサーバと同じ環境があることをいいます。
アプリやサービスを開発した時には、インターネット上にアップしたくなると思いますが、手元のPCを24時間インターネットに繋いておくのはあまり良くないので、
普段はサーバ会社が提供しているサーバに入れておく必要があります。
このサーバを手元のPC内に作ってしまおうというのが、ローカル開発環境なのです。

今回はVirtualBoxとVagrantを使ってMacにローカル開発環境を作っていきます。

VirtualBox

まずVitualBoxをダウンロードします。難しい手順はないので、指示される通りに進めばOKです。
途中でパスワードを求められますが、これはMacのパスワードを入れればいいです。
ダウンロードをクリックして、OS X hostsを選んでください。
VirtualBox
スクリーンショット 2020-04-10 12.00.34.png
スクリーンショット 2020-04-10 12.02.11.png

このVirtualBoxがあれば、何個でも手元のPCにサーバを作ることができます。
しかし、このVirtualBoxは操作がややこしいとのことなので、それを簡単にするために次のものをインストールします。

Vagrant

VirtualBoxのコマンドを簡単にするためのツールです。
これもダウンロードは難しくないので、手順通りに進めてください。
vagrant
スクリーンショット 2020-04-10 12.07.32.png

Vagrantでサーバを立ち上げるまで

サーバ1つにつき、1つのフォルダが必要です。ですが、バラバラに管理するのは面倒なので、管理用のフォルダを作成して、その中に複数のフォルダを作っていきましょう。
例) 「MyVagrant」」フォルダの中に「Mytest」や「Myapp」を作る
そして、このフォルダ内で、サーバを立ち上げていくのですが、サーバの設定ファイルをVagrantで作ります。サーバ設定ファイルのことをVagrantfileといいます。このVagrantfileを読み込んで、VirtualBoxが起動し、サーバを立ち上げてくれます。
以下コマンドです。(ドットインストールさんを参考にさせていただいています)

# 今後複数の仮想マシンを作ることを想定して、それらをまとめるフォルダ(MyVagrant)を作る
mkdir MyVagrant

# MyVagrantに移動する
cd MyVagrant

# 仮想マシンを作るフォルダを作る(Mytest)
mkdir Mytest

# MyCentOSに移動する
cd Mytest

# 仮想マシン設定用のVagrantfileを作る
vagrant init bento/centos-6.8

# Vagrantfileを編集して仮想マシンのIPアドレスを192.168.33.10にする(ここは他のマシンと被らなければ大丈夫です)
sed -i '' -e 's/# config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"/config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"/' Vagrantfile

# 仮想マシンを起動する(少し時間かかります)
vagrant up

# 仮想マシンの状態を確認する(runningとなっていればOKです)
vagrant status

仮想マシンにアプリケーションをインストールする

#vagrantファイルがあるところで実行(仮想マシンにログインする)
$ vagrant ssh

# OSを最新状態にアップデート(時間かかります)
sudo yum -y update

# スクリプトを入手するためのgitをインストール
sudo yum -y install git

# gitを使ってアプリケーション設定用のスクリプトをダウンロード
git clone https://github.com/dotinstallres/centos6.git

# centos6フォルダができるのでそちらに移動
cd centos6

# スクリプトを実行(時間かかります)
./run.sh

# もろもろの設定を反映
exec $SHELL -l

仮想マシン上のファイルを簡単に転送するためのツールを導入

ここでは、Cyberduckというツールを使用します。
スクリーンショット 2020-04-10 12.32.25.png

Mac用のダウンロードボタンからダウンロードしてください。

仮想マシンにアクセスする

Cyberduckを開いて、新規接続をクリックします。
プロトコルを選択する必要があるのですが、ここは「SFTP」を選択してください。
サーバ名は先ほどvagrantfileに設定した 192.168.33.10 を入力します。(自身で決めたものでだいじょうぶです。)
ユーザ名・パスワード名はどちらも vagrant としてください。

これでローカル開発環境の設定が完了しました!

まとめ

昨日はこれがなかなかできなくて、1日中調べたりしてました…。基本的にはドットインストールさんを見ればできるとは思いますが、環境によってはできなかったりするみたいなので、あしからず...

参考

ドットインストール/ローカル開発環境の構築 [macOS編]

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