linuxでの圧縮解凍は、ファイルの場合はgzip(またはbzip2)、ディレクトリの場合はtarを使うのでまとめておく。
ファイルの場合
圧縮 : gzip
$ ls -l
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 677972 6 26 17:06 file
$ gzip file
$ ls -l
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 186144 6 26 17:06 file.gz
gzipコマンドでファイルの圧縮ができる。[ファイル名].gzが作成され、サイズが小さくなっているのがわかる。
解凍 : gunzip
$ ls -l
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 186144 6 26 17:06 file.gz
$ gunzip file.gz
$ ls -l
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 677972 6 26 17:06 file
gunzip
コマンドで解凍できる。
ディレクトリの場合
ディレクトリに対してgzipコマンドは使えない。tarコマンドを使用してディレクトリをアーカイブファイルにすることで、ディレクトリに対して圧縮・解凍を行うことができる。
圧縮 : tar czf
$ tar czf directory.tar.gz directory
各オプションについて
- c : アーカイブ作成
- f : アーカイブファイル名を指定する
- z : gzipでの圧縮を行う
tarとgzipを一緒に行っているだけなので、
以下のように分けて書くこともできる。
$ tar cf directory.tar directory
$ gzip directory.tar
解凍 : tar xzf
$ tar xzf directory.tar.gz
各オプションについて
- x : アーカイブの展開
- f : アーカイブファイル名を指定する
- z : gzipでの解凍を行う
こちらも、以下のように分けて書くこともできる。
$ gunzip directory.tar.gz
$ tar xf directory.tar