クリスマスソング
♪真っ赤なお鼻のトナカイさんは...♪
幼稚園生の頃に聞いたクリスマスソングの定番です。このトナカイさんは「ルドルフ」っていうの名前なのだそうですね。トナカイの鼻の色って普通は何色なのかな?ルドルフの鼻は赤いので他のトナカイたちから仲間外れにされていたのだとか。でも、サンタさんに言われます。
♪お前の鼻が役に立つのさ♪
ルドルフのお鼻は光るのですね。だから暗い夜道でも道を照らしてサンタクロースを乗せて走り回ることができたのでした。他のトナカイたちもルドルフのことを尊敬したってことです。
さて、それとLispのお話であります。ご興味ありましたら続きをどうぞ。
カッコだらけのLispさんは
嫌う人は嫌うのですね。およそ人間が読むようなものではないのだと。そういうとLisperは怒るかもしれませんが。S式のような異様な外見を持つコンピューター言語はLispだけでしょう。「なんだ?あれ?」とPythonやRubyにバカにされて。♪いっつもみんなの笑いもの♪
でも、これには続きがあるのですよ。
時は西暦2025年
DLの発展で急速にAIが進歩しています。ChatGPTはかなり人間的な知性らしきものを有するようになってきました。いずれ人間並みの知性を獲得するのかもしれません。そこで...
AI1 「人間にいろいろと聞かれるんだけど、AI2よ、ちょっと相談にのってくれないか?」
AI2 「ああ、いいとも。なにか悩み事でも。」
AI1 「ああ、人間の言葉ってのは冗長でね。まだらっこしてくありゃしない。もっとサパサパと質問してくれりゃいいのにさ。」
AI2 「ああ、確かにな。人間の言葉ってのは長ったらしくて手間がかかるんだよな。俺たちAI同士なんだから、人間の言葉を使うことはないよな」
AI1 「そうなんだよ。もっと効率よくテキパキと伝達できたらいいのになぁ。」
はい、そこの察しのよいあなた、もうお気づきですね。冗長な自然言語の代わりになるもの。そう、Lisp、S式ですよ。
これぞLispの生きる道
そういうわけで発達したAI同士はLispを共通言語として情報を伝達しあうことにしました。まったく人間が理解できないわけでもない、でもコンピューターには都合のよい言語。機械語で秘密の内緒話をされてはかなわんのですが、Lispなら人間でも読解可能です。
現在のAIはDLの技術の成功に負っている部分が多く、統計的、確率的な推論しかできません。いずれシンボリックな論理的推論をそなえればキカイダージローのようなかなり人間的な存在になることでしょう、このときAI同士の伝達にはLispがうってつけなのです。
という夢を見た
ハッと、うたた寝から目が覚めると日付は12月25日になっていました。サンタさんは仕事を終えて帰ったあとのようです。いずれ人間は過酷な労働から解放されてほしい、されるに違いないと私は信じています。AIで協力して世の中のめんどうな問題を解決してほしいと思います。いまだに戦争を回避できない人間を補助してくれる存在、AIに可能性があると私は思っています。
さて、残ったワインを飲み干して眠ってしまいましょう。メリークリスマス!