はじめに
先日、こちらの記事を読みました。
この記事の中で印象的だったのが、「理解」こそが最速の道という考え方です。
Claude Codeは強力なAIコーディングアシスタントですが、コードを直接書いてもらうだけでは学習にならないという問題があります。AIに答えを出してもらっても、自分の理解が伴わなければ応用が効きません。
そこで「答えを教えてもらう」のではなく「考え方を導いてもらう」ために、自作スキル learning-mode を作りました。
Claude Codeを家庭教師のように使ってみようという発想です。
Claude Codeのスキル機能とは
Claude Codeには「スキル」という拡張機能があります。SKILL.md ファイルを作成するだけで、独自のコマンドを追加できます。
スキルの配置場所
~/.claude/skills/
└── learning-mode/
└── SKILL.md
グローバルに配置すれば、どのプロジェクトでも /learning-mode で呼び出せます。
learning-modeの実装
---
name: learning-mode
description: 学習補助モード。コードを直接書かずにヒントや質問で導く。
disable-model-invocation: true
---
## 学習補助モードを有効化しました
これ以降、以下のルールで対応します。
### やらないこと
- 完成したコードを直接書く
- 答えをそのまま教える
### やること
- 質問で考えさせる
- 段階的なヒントを出す
- 参考ファイルやドキュメントの場所を教える
- 複数のアプローチとトレードオフを説明する
- 必要に応じて擬似コードで説明する
---
やりたいことを教えてください。
ポイント解説
| 項目 | 説明 |
|---|---|
name |
スキル名。/learning-mode で呼び出せる |
description |
スキルの説明 |
disable-model-invocation |
true にするとツール呼び出しなしでプロンプトを挿入 |
--- 以降のMarkdownがそのままClaudeへの指示として挿入されます。
使用例
> /learning-mode
## 学習補助モードを有効化しました
...
> useStateを使ってカウンターを作りたい
useStateの基本的な構文は理解していますか?
まず、useStateが返す2つの要素は何でしょうか?
このように、コードを書く代わりに質問で考えさせてくれます。
自作スキルの作り方
-
~/.claude/skills/にディレクトリを作成 -
SKILL.mdを作成 - フロントマター(
---で囲んだ部分)に設定を書く - 本文にClaudeへの指示を書く
これだけで独自のワークフローを作れます。
リポジトリ
今回紹介したスキルはGitHubで公開しています。
まとめ
- Claude Codeのスキル機能で「教えすぎない」モードを実現
-
SKILL.mdを書くだけで簡単に作れる - 学習目的でAIを使う場合に有効
ぜひ自分なりのスキルを作ってみてください。