[備忘録]自分用のWindowsTerminalの設定


WSL2を使っている方ならほとんど使っているはずのWindows Terminalですが、起動したときの初期コンソールがWindows PowerShellだったりWSL2を起動したとしてもホームディレクトリがmnt/c/Users/hogeだったり初期設定が少なからず必要だったので備忘録として残していきます。

最終的な見た目

ちなみにbashのカスタマイズについては説明しません。参考になるサイトを下に置いておきます。
Qiita - ターミナルの表示内容(プロンプト)の変更・カスタマイズ方法まとめ @hmmrjn

WindowsTerminalの設定開始

WindowsTerminal(以下WT)の設定ファイルはWTの上にある∨から開くことができます。

初期でWSL2(Ubuntu)を起動するようにする

defaultProfileに初期で起動したいターミナルのguidを入れるとできます。

settings.json

{
    ...
    "defaultProfile": "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
    ...
    "profiles": {
        ...
        "list": [
            ...
            {
                "guid": "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
                "hidden": false,
                "name": "Ubuntu",
                "source": "Windows.Terminal.Wsl",
            },
            ...
        ]
    },
    ...
}

WSL2のホームディレクトリを変更する

startingDirectoryにパスを入力するだけです。下のUSERNAMEにあなたのユーザー名を入れてください。

ディストリビューションがUbuntu-20.04の場合、//wsl$/Ubuntu-20.04/USERNAMEとなります。

settings.json

{
    ...
    "profiles": {
        ...
        "list": [
            ...
            {
                "guid": "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
                "hidden": false,
                "name": "Ubuntu",
                "source": "Windows.Terminal.Wsl",
                "startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu/home/USERNAME"
            },
            ...
        ]
    },
    ...
}

背景画像を入れる

カッコつけたいので、Ubuntuのロゴを背景に入れます。背景はここから持ってきています。
(2020/10/23) 背景画像のサイズはデフォルトで拡大されるので、backgroundImageStretchMode を変更します。

settings.json

{
    ...
    "profiles": {
        ...
        "list": [
            ...
            {
                "guid": "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
                "hidden": false,
                "name": "Ubuntu",
                "source": "Windows.Terminal.Wsl",
                "startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu/home/USERNAME",
                "backgroundImage": "C:\\...\\ubuntu-logo32.png",
                "backgroundImageStretchMode": "none"
            },
            ...
        ]
    },
    ...
}

背景＋背景画像を透過する

useAcrylicを忘れがちなので注意。

settings.json

{
    ...
    "profiles": {
        ...
        "list": [
            ...
            {
                "guid": "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
                "hidden": false,
                "name": "Ubuntu",
                "source": "Windows.Terminal.Wsl",
                "startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu/home/USERNAME",
                "backgroundImage": "C:\\...\\ubuntu-logo32.png",
                "backgroundImageStretchMode": "none",
                "useAcrylic": true,
                "acrylicOpacity": 0.8,
                "backgroundImageOpacity": 0.25
            },
            ...
        ]
    },
    ...
}

フォントを変更する

正直元のやつもよいですが、VSCodeとちょっと違ったので違和感があり統一させています。
fontFaceに記入します。

settings.json

{
    ...
    "profiles": {
        ...
        "list": [
            ...
            {
                "guid": "{2c4de342-38b7-51cf-b940-2309a097f518}",
                "hidden": false,
                "name": "Ubuntu",
                "source": "Windows.Terminal.Wsl",
                "startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu/home/USERNAME",
                "backgroundImage": "C:\\...\\ubuntu-logo32.png",
                "backgroundImageStretchMode": "none",
                "useAcrylic": true,
                "acrylicOpacity": 0.8,
                "backgroundImageOpacity": 0.25,
                "fontFace": "Consolas, 'Courier New', monospace"
            },
            ...
        ]
    },
    ...
}

#おまけ
WindowsTerminalを起動するとき、素直にWindows Terminalと検索していませんか？
実は、wtで起動することができます。非常に楽ですね🦐。

参考文献

• Microsoft Docs - Windows ターミナルでのプロファイル設定