Amazon LightSailからNTT-PC WebARENA Indigo VPSに移動①
ぼく「AWS安くて安定して最高や・・・でも個人用途で使うにはまだまだ高い」
ぼく「円高になるまで国内の安かろう悪かろうなVPSで遊ぶかぁ」
ぼく「Conohaもさくらもだいぶ前に使ったことあるし・・・NTTでも使うか」
ぼく「折角なので国内VPSの良い点を活かしたことしよう」
目次
サービス約款をチェック!
約款が日本語で書かれてる!読もう!
価格や為替と言った基本的な部分を除きAWSとの大きな違いは
- データ通信量がベストエフォートで最悪通信制限をかけられる点
- 何か悪さしたらまずは東京の裁判所でしばかれる点
である。
- 以下記載時点の利用規約(Indigo)から抜粋
- WebARENA 共通 利用規約
- "第 28 条 (サービスの制限等)"
- "当社は、第 27 条(非常時の利用の制限)の規定による場合のほか、大量の通信の発生が予測されるとき、または本サービスの品質が当社の定める基準を下回ったときには、通信速度の制限を行うなど合理的な範囲で本サービスの利用を制限することができるものとします。"
- "第 8 章 損害賠償"
- "第 52 条 (準拠法・管轄裁判所)"
- "利用規約等の適用の有無を含め利用規約から生じる一切の紛争は日本法を適用して解決するものとし、東京地方裁判所を唯一の第一審の専属的合意管轄裁判所とします。"
- "第 52 条 (準拠法・管轄裁判所)"
- "第 28 条 (サービスの制限等)"
- WebARENA 共通 利用規約
通信容量無制限を活かそう
通信容量無制限ってそんな大事なことなの?
残念ながら現代技術では"完全な"通信容量無制限を実現することはできない
- プライベート利用においては通信容量無制限は大きなメリットとなる。
- 通信容量を喰うアプリケーションを酷使できる。
- 万が一TCP-SYNのDDoSを喰らった場合、対するSYN-ACKの発信で通信料金が発生しなくなる。
- ビジネス利用においては通信容量無制限は大きなデメリットとなる。
- 同じリージョンや同じ仮想マシンサーバに共存する他社の通信の影響をもろに受ける”隣人”問題が発生する。
- ”通信容量実質無制限”を謳ったサーバが横行すると優良誤認表示となる。
- 全体的にTCP/IPプロトコル・スタックにおけるUDPの安定性は絶望的となる。
プライベートで汚い通信は全部通信容量無制限のサーバに寄せるのが大事。
通信容量無制限を活かせるサービスってなんだろう?
今の御時世、通信容量を喰うアプリケーションが多すぎます。
- 例:
- インターネットからのアクセスにオープンで全体通信量が読めないアプリケーション
- メールサーバ
- Webサーバ・APIサーバ
- クローズドサービスではあるが、通信データ容量が大きいアプリケーション
- 頻繁にアップデートが必要なOS(最近出てきているローリングリリース系OS)
- Webプロキシサーバ・VPNサーバなどの代行通信サーバー
- 外部ストレージ・DBサーバーを利用するアプリケーション
- その他、一気には来ないが恒常的に中規模通信が発生するアプリケーション
- インターネットからのアクセスにオープンで全体通信量が読めないアプリケーション
参考文献
- なし