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はじめに

この記事は「Work fun!」を体現する! Works Human Intelligence Advent Calendar 2025 18日目の記事です。

ブラックフライデーで購入したホットクックで夕飯のCI(継続的インテグレーション)化を試みました。
結果、なかなかの効果を感じています。ホットクックを購入しようか迷っている方、夕飯づくりを改善したい方の助けになれば幸いです。

きっかけ

主人に「夕飯の時間を固定化したい」と言われたのがそもそものきっかけです。

我が家は夫婦ともに在宅勤務です。また、夕飯づくりは主に私が担当しています。
主人は比較的毎日同じ時間に退勤していますが、私の方は退勤時間が日によってまちまちです。出荷〆前で作業に追われていたり、お客様の問い合わせ対応等で遅くなってしまう日があります。
「今日は遅くなりそう」と分かっている日は夕飯を作って食べるため中抜けしていますが、中抜けする時間も日によってバラバラです。
だいたい20時~21時の時間帯が多いですが、安定していません。21時を過ぎてしまうこともあります。

そんな折、主人に冒頭の旨を伝えられました。
「遅い時間にご飯を食べるのが(身体的に)しんどくなってきた」「自律神経が乱れているので、生活リズムを整えたい」とのことです。
正論でしかありません。自分の都合で主人に負担を強いておりました……

こう言われたのがちょうどAmazonブラックフライデー実施期間中だったということもあり、じゃあ何か有用なものがあれば買って夕飯づくりを改善しよう、と考えました。

現状

夕飯づくりに関する現状を洗い出します。

食べ始める時間がバラバラ

退勤時間や中抜け時間が日によって異なるのと、作るものも日替わりなので、

  • 中抜け時間が遅くなったけど10分で作ったので20:30には食べ始められた
  • 早めに退勤できたけど調理に時間がかかって食べ始めるのが21時を過ぎてしまった

ということが往々にしてあります。
「遅くなりそう、と分かっている日は早く作れるメニューにすればいいのでは?」という意見がありそうですが、

  • その日の体調や気分によって食べたいものが変わるので、前もってメニューはあまり決めたくない
  • 主菜に使う肉や魚はなるべく毎日変えたい(豚肉を使ったら次の日は鶏肉や魚のメニューにしたい)

という私の意向があるため、この案は無しにしたいです。

属人化している

夕飯づくりが属人化しています。
「主人に夕飯づくりを頼めばいいのでは?」という意見がありそうですが、

  • 主人が作れるものの種類があまりない
  • 食材の残りから献立を立案するのが難しい
  • レシピ通りに作ることに慣れていない
  • 食材や調味料のありかを把握しきれていない
  • 食事を作ることに対して本人が前向きではない

以上の理由から、主人のスキルレベルとアンマッチしている&気持ちが乗っていないため、夕飯づくりのタスクから外しています。

要件まとめ

これらの現状から、夕飯づくり改善のための要件をまとめると

  • ①決まった時間に食べ始められる
  • ②私と主人以外に作ってもらえる

になりそうです。

この要件を満たせるものが……ありました。自動調理家電です。

ビックカメラの自動調理器のおすすめ12選 ほったらかし調理で家事をラクチンに から引用しますと、

自動調理器は、誰でも料理を簡単に作れるのが特徴。対応している料理は多岐にわたり、煮込み料理・スープ・チャーハンなど、豊富なメニューを調理できるのがメリットです。

自動調理器はセットしたあと、自動で火加減を調節するモノが多く、放っておけるのがメリット。調理中の時間を有効活用できるため、ほかの料理を作るなど家事を効率的に進められます。

②の要件を満たせそうです。さらに、

予約調理機能が付いたモデルだと、調理のできあがり時間を設定できるので便利。テレワーク時のランチタイムや帰宅に合わせて、料理ができあがるようにセット可能です

とのことなので、①の要件も満たせられそうです。
ということで、自動調理家電を使って夕飯づくりを改善したいと思います。

技術選定

ひとくちに自動調理家電と言っても、様々なメーカーが色々な商品を出しています。要件を踏まえてメーカー、機種選定をしていきます。

価格.comの電気調理鍋・スロークッカー ユーザーもおすすめ!人気売れ筋ランキング 2025年12月から、上位5社のメーカーを比較検討してみます。
2025年12月時点のランキングでは、

  • シャープ
  • パナソニック
  • タイガー魔法瓶
  • 東芝
  • ティファール

が上位5社のようです。
この中から、

①使っている人が多いメーカーがいい(ユーザー数が多い = コミュニティの規模が大きい = 知見が貯まりやすそう/貯まっている = GitHubのスター数が多いイメージ)
②自動調理家電を購入するのが初めてなので、あまり尖った製品は使いたくない

という観点で選ぶと、シャープが良さそうでした。

①使っている人が多いメーカーがいい

枯れた = 安定した技術を使いたいという思いからです。
技術選定の際、エコシステムの大きさ(GitHubのスター数)を観点にすることがあります。これは、GitHubのスター数が多い = ユーザー数(=知見)が多いことは、運用時のトラブルシューティングコストを下げることに直結するからです。
知見が貯まっていれば、「冷蔵庫に豚肉しかないから、このレシピの材料の牛肉を豚肉に変えても大丈夫か」といった、状況に応じたハック記事やトラブルシューティング記事が検索すればすぐ出てきそうですね。
この観点を「ヒット数が多い」と読み替えて、「{製品名} レシピ」の単語のヒット件数を比較すると、

メーカー 検索語 ヒット数
シャープ ホットクック レシピ 約1110万件
パナソニック オートクッカー レシピ 約62.3万件
タイガー魔法瓶 クックポット レシピ 約125万件
東芝 RCP-30R レシピ 約10.9万件
ティファール ラクラ・クッカー レシピ 約131万件

となり、シャープが一番多い結果となりました。
ちなみにシャープは公式レシピ数も多く、「公式ドキュメントが充実している」と言えそうです。

②自動調理家電を購入するのが初めてなので、あまり尖った製品は使いたくない

今回は特定のものを作りたい!ではなく、毎日の夕飯を作りたい、という要件なので、なるべく汎用的に色々なメニューを作れればと思います。
扱いやすい、守備範囲が広いものを使いたいということです。
その観点で、上記価格.comの各メーカー商品の「種類」欄を見ると、

メーカー 種類
シャープ 自動調理鍋
パナソニック 自動調理鍋
タイガー魔法瓶 電気圧力鍋
東芝 電気圧力鍋
ティファール 自動調理鍋

となっていました。
自動調理鍋と電気圧力鍋の違いについては、パナソニックのこちらの記事が分かりやすかったです。
オートクッカー(自動調理鍋)と電気圧力鍋の違い
上記によると、電気圧力鍋では煮詰めたり蒸し料理が出来ないとのこと。我が家では蒸し料理も週1ぐらいの頻度で作っているので、蒸し料理ができる自動調理鍋の方が良さそうです。

上記二つの観点からメーカーはシャープに決定。そして機種ですが、Amazonブラックフライデーで5000円ほど値下げしていたKN-HW16G-Wを選びました。

使ってみて

タイトルに記載した「CI化」に触れます。
本来のCIとは、「変更のマージ、ビルド、およびテストを自動化すること」です。これを夕飯づくりに置き換えると、
変更のマージ、ビルド = 調理
テスト = 味見
と言えます。
ホットクックを導入したことで、調理の部分の自動化はできましたし、味見の方も、ヘルシオ ホットクック > ほったらかしなのにていねいな味、その秘密を徹底解剖を参照すると、

  • 蒸気センサーと温度センサーで鍋の中を見張り、火加減する仕組み
  • まぜ技ユニットにかかる負荷で、火の通り具合を検知する仕組み

があるとのことで、これなら途中で味見しなくても、煮崩れせずに美味しく出来上がりそうです。

予約設定も難しくなく、炊飯器の予約炊飯と同じぐらいの簡単さでした。
購入してから、昼休憩中に食材を鍋の中に入れて19時に予約する運用をしていますが、とても楽です。
火加減や煮込み時間を気にしなくてよく、仕事に集中できるのが良いですね。
夕飯の時間が毎日19時になり、旦那も喜んでいます。

ホットクック導入後のフローをCI/CDパイプラインとして整理すると、以下のようになりました。
image.png

image.png

今後の展望

今回のホットクック導入で、CIは達成できました。
しかし、CD(継続的デプロイメント:本番環境=食卓 への自動反映)は未達成です。
現状、鍋からお皿によそってテーブルに運ぶ工程は、まだ手動オペレーション(私か主人)が必要です。
いつかCD化もできる家電が登場してくれれば良いなと思います。

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