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【VSCode拡張機能】Input Assistant for Claude Code 微修正

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Last updated at Posted at 2026-02-15

はじめに

今回は、2つの方向で修正アップデートしています。

  1. プロジェクト管理のUX改善 — 並べ替え・コピー元選択・外部パス挿入
  2. Thought Notes のカスタマイズ基盤 — テンプレートエンジン・深度レイヤー・独立システムプロンプト

前回v1.11.0でThought Notes(ローカルLLMによるセッション自動要約)の基盤をリリースしましたが、今回はその上に「自分好みに調整できる仕組み」を載せた形です。

もともとv1.11.0に入れるべきだったこともあるので、修正としています。

プロジェクト管理のUX改善

プロジェクト管理機能で、実際に使い込むといくつか不便な点が出てきました。
今回はそれを潰しています。

プロジェクトの並べ替え

管理ダイアログ(⚙ボタン)のプロジェクト一覧を、ドラッグ&ドロップまたは▲▼ボタンで並べ替えられるようになりました。

よく使うプロジェクトを上に持ってくるだけの話ですが、5個以上プロジェクトがあると地味に効きます。
並び順はドロップダウンに即座に反映され、永続化されます。
タッチデバイスやアクセシビリティを考慮して、D&Dだけでなくボタン操作にも対応しています。

プロジェクト作成時のコピー元選択

新規プロジェクト作成ダイアログにドロップダウンを追加し、既存プロジェクトをコピー元として選択できるようになりました。

これまでは「Defaultの設定をコピー」しか選べなかったので、プロジェクトAの設定をベースにプロジェクトBを作りたい場合は手動コピーが必要でした。
今回のアップデートで、任意のプロジェクトから設定・Guardrails・テンプレートを引き継いで新規作成できます。

外部パス挿入ボタン

入力タブに「📂 外部パスを挿入」ボタンを追加しました。

プロジェクト内の参照ファイルを指定する機能はありましたが、フォルダ自体を指定したい時や、プロジェクト外のファイルを参照したい場合がありました。

設定ファイルや共有ライブラリなど、プロジェクト外のリソースを頻繁に参照する方には便利な機能です。

Thought Notes のカスタマイズ基盤

v1.11.0でThought Notes(ローカルLLMでコーディングセッションを自動要約し、プロジェクト固有のコンテキストを蓄積する機能)の基盤をリリースしました。

基盤は動いたのですが、実際どういったシステムプロンプトで、動いているのかわからないと、ノートが正しいのかどうか不安になることがありました。

今回はそこに応える機能群を追加しました。

テンプレートエンジン({{placeholder}} 構文)

Record Pulse(I/O観測→要約)とReview Pulse(定期統合)のプロンプト全文を、ユーザーが自由に書き換えられるようになりました。

renderTemplate() 関数が {{name}} 形式のプレースホルダーを実際のデータに置換する仕組みです。例えば Record Pulse のテンプレートでは {{ioBatch}} にターミナルのI/Oデータが入ります。

以下のI/Oを要約してください:
{{ioBatch}}

プロジェクト: {{projectName}}

設定画面の recordPromptTemplate / reviewPromptTemplate で上書きでき、空欄にすればビルトインデフォルトに戻ります。

深度レイヤーシステム

パルスの実行回数に応じて、LLMへの指示の「深さ」が自動で変わる仕組みを入れました。

パルス回数 深度 焦点
1-3 observation ワークスペースのマッピング
4-10 pattern formation パターンの検証
11-25 cross-cutting analysis パターン間の接続発見
26+ meta-reasoning セッション横断的な構造類似性

セッション開始直後は「何があるか観察して」という浅い指示から始まり、蓄積が増えるにつれて「パターン間の関連を分析して」という深い指示に自然に移行します。手動で深度を切り替える必要はありません。

ローカルLLMの限られたコンテキストウィンドウを有効活用するために、段階的に抽象度を上げていく設計です。

Record/Review 独立システムプロンプト

systemPrompt 設定を recordSystemPromptreviewSystemPrompt に分割しました。

Record Pulse(短いI/Oの即時要約)とReview Pulse(蓄積ノートの定期統合)では、LLMに求める役割が異なります。Recordは「正確な観測者」、Reviewは「パターンを見出す分析者」です。それぞれに最適なシステムプロンプトを指定できるようになりました。

⚠ Breaking Change: 旧 systemPrompt のカスタム値は自動移行されません。カスタマイズしていた方は、新しい2つの設定に手動で再設定してください。

Custom Prompts UI の改善

テンプレートを編集するUIも整備しました。

  • textarea の placeholder にビルトインデフォルトを表示(何が入るのか一目でわかる)
  • 「デフォルトを挿入」ボタンでワンクリック復元
  • 必須プレースホルダーのリアルタイム検証インジケーター(✓ 緑 / ⚠ 赤)

Record テンプレートには {{ioBatch}}、Review テンプレートには {{currentNote}}{{recentIOSummary}} が必須です。これらが欠けていると赤い ⚠ が表示されるので、壊れたテンプレートを保存してしまう事故を防げます。

まとめ

v1.11.1は「使い込んで見えてきた不便さ」を潰すアップデートです。

プロジェクト管理は、並べ替え・コピー元選択・外部パス挿入の3つで日常的な操作がスムーズになりました。

Thought Notesは、テンプレートエンジン・深度レイヤー・独立システムプロンプトで「自分のワークフローに合わせる余地」が大きく広がりました。

引き続き、毎日使うツールとして改善を続けていきます。

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