はじめに
Tableauを急遽利用してデータ可視化を行う必要になったが、Excelのように対象データの一覧を見ながらグラフ化するわけでなく、直観的に何が行われているかわかりづらいので、備忘録として初歩的なことからまとめていく。
環境構築
無料版であるPublic Editon 2025.2.2(20252.25.0818.1050)を利用している。
利用データ
今回確認用として、
日付:2022/1/1~2024/12/31
カテゴリー:果物、野菜、肉
売り上げ:1000+RANDBETWEEN(0,10000)
で構成されたダミーデータをExcelファイルに作成し、Tableauに取り込んだ。
粒度による表示差異について
Tableauで列に「日付」を選択した際、一番上の分類である「年」をもとにグラフ化されるが、オレンジ枠の「+」を押下することにより、一つ下の分類である四半期ごとの分類が追加され、グラフとしては何年何Qの売り上げのグラフに変更される。このように、「+」を押下することで1つ下のカテゴリーが追加されていき、階層構造のグラフを作成することができるようだ。
「+」ではなく、「▼」を展開した際に表示されたオレンジ枠の「四半期」を押下した際は各年のQごとの合計売り上げがグラフ化されており、階層構造になっていない。(e.g.2022年1Q+2023年1Q+2024年1Qが1Qに表示されている)
一方緑枠の「四半期」を押下すると一番上のカテゴリの「年」で分割されず、何年何Qの売り上げが連続値としてのグラフ表示される。
まとめ
今回は日付区分をもとにして、カテゴリおよび粒度による表示の差異について確認し、以下の仕様がわかった。
①値を離散的に表示したい場合は上側のカテゴリを、連続値として表示したい場合は下側のカテゴリを利用する。
②連続値は緑色、離散値は青色で行、列に表示されている
③離散的に値を表示する際、一番上のカテゴリで分類し、分類されたグループの中でその次のカテゴリで分類していく仕様になっている。
参考資料
[1]Salesforce, 『Tableau のヘルプ』,https://www.tableau.com/ja-jp/support/help