ext系のファイルシステム (ext2/ext3/ext4) ではrootユーザーしか使えない領域が確保されるため、ディスク領域をフルで使えないことがあります。デフォルトではパーティションサイズの5%が確保されていますが、2TBのハードディスクでは100GBとなるので、無視できない分のサイズが使えない状態になります
システム用に予約された領域の割当変更
shell
# tune2fs -m 0 ${デバイス}
- デバイスには @/dev/sde1@ のようにパーティションのデバイスパスを指定します
-
-mオプションが確保する領域の比率です
システムファイルが含まれないユーザーデータ専用のパーティションであれば0%でも問題ありません。root用の専用領域は、一部のユーザーがデータを目一杯使ったとしても、システムの動作に影響が無いようにするための物なのでシステムの領域でなければ確保する意味がありません