_Excel_RangeRead
で値を読み込む際に、読み込むセルが「標準」やユーザ定義の形式になっている場合、思った通りの値が読み込まれない場合があります。(数値で読み込んだつもりが日付になった等)
その際の解決策として、_Excel_RangeRead
の第4引数を変えることで読みこみ形式を変える方法があります。
_Excel_RangeRead
の第4引数は下記の選択肢があります。
※設定しないと設定値1がデフォルトになります。
設定値 | 取得形式 |
---|---|
1 | 値 |
2 | 式 |
3 | 表示文字列 |
4 | 値(通貨、日付の形式を除く) |
そのため、単純に画面に表示されている通りの文字列をもってきたい場合は下記のようになります。
test.au3
#include <Excel.au3>
$oExcel = _Excel_Open()
$oWorkbook = _Excel_BookOpen($oExcel, @ScriptDir & "\test.xlsx")
; 表示されているテキストの読みこみ
Local $displayText = _Excel_RangeRead($oWorkbook, "Sheet1", "A1", 3);ここで読み込む形式を「3」に設定し表示文字列をそのまま読みこんでいる