2026年5月のGoogle Cloud Nextで発表されたGoogle Cloudのspend caps(利用額上限)機能が、今までprivate previewでしたがpublic previewに変わり、使えるようになりました。
これまでGoogle Cloudの利用額は、一定の閾値を超えたらアラートが設定できるのみでしたが、このspend caps機能を使うと実際に利用を止めて過剰な課金がされないように設定できます。
対象となるサービスは実質Cloud RunとGemini Enterprise Agent Platform(旧Vertex AI)だけです。特定の1プロジェクト・1サービスずつに対して上限設定することになります。
おそらく「Gemini APIの実験的な利用やホビープロジェクトなど急停止しても影響が小さい用途に対して、ハードリミットを設けて安心して使う」という使い方をメインで想定された機能のはずです。OpenAIやAnthropicのようなLLM APIのハードリミットの仕組みと同じですね。上限で止まるまでには時間差があるので実際にはすこし設定した上限を超えてしまう可能性がある、という点も似ています。
なおspend capsを設定すると、通知が50%、80%、100%で自動設定されて、変更できないようです。

