このツイート↓にあるとおり、ColabのアップデートでSecrets管理機能が追加されました。
Secrets管理機能を使うことで、OPENAI_API_KEYのようなAPIキーなどをコードに含める必要がなくなります。ノートブックの公開や共有がやりやすいのがColabの強みですが、それをより便利にする機能だと思います。
使い方
簡単です。Colabを開いて、左側のサイドバーの鍵マークを開いて、シークレット情報を入力し、ノートブックからのアクセスを有効化します。
コード内でgoogle.colab.userdata.get()
を使えばアクセスできます。
import openai
from google.colab import userdata
openai.api_key = userdata.get('OPENAI_API_KEY')
これでおわりです。
SecretsはGoogleアカウントに紐づくようです。NotebookごとにAPIキーを使い分けたい場合や、大量のSecretsに依存するNotebookが複数あったりすると、管理が大変になるかも知れません。
今まではGoogle Secrets Managerを使う必要がありましたが、これでより簡単にSecrets管理ができるようになりました。