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AWS Community Builderになったらコミュニティ恐怖症がちょっとマシになった話

Last updated at Posted at 2025-05-05

AWS Community Builder(Containersカテゴリ)に選ばれてから、早くも2ヶ月経ちました。
せっかくだし選ばれたタイミングで記事でも書くか〜と思っていたのですが、気づいたらキング・クリムゾンが発動して時が飛んでいました。

ということで、もはや記念記事ではなくなりましたが、会社への報告も兼ねて(この記事が同僚の目に止まらないと思うけど)、ここまでの経緯や感じたことをまとめてみます。

なんでコミュニティに参加しようと思ったのか

エンジニアになって4年くらい経つのですが、実はエンジニア仲間と呼べる人がほとんどいません。
キャリア初期がコロナ禍でオフラインイベントがほとんどなかったというのもありますが、そもそも誰かと一緒に勉強しようぜ!みたいなノリが性に合わないので、進んで参加しようと思わなかったというのが正直なところです。

もちろん、そういうのが好きな人もいるのは理解しています。というかそっちの方が多数派でしょう。ただ、私にはそういうの合わなかったんです!単純に!

とはいえ、こういうスタートアップみたいな小さい組織で働いていると、井の中の蛙感に襲われることがしばしばあります。
「もしかして俺ってちょっと優秀なんじゃ...?」と錯覚しはじめた瞬間、あ、これはまずいなとニュータイプ音(ピキーン)が脳内に鳴り響きました。

image.png

で、つよつよと呼ばれる人たちに囲まれる環境へ飛び込もうと決めて、なにかしらのコミュニティに参加してみよう!と思い立ちました。

コミュニティ選びに迷う

とはいえ、どれに参加すればいいかがそもそもわかりません。

以前はフロントエンド(React)をやっていたので、そっちのコミュニティも少し気になったのですが、最近はほとんど関心がないため除外しました。

ここ1〜2年はAIとインフラ(特にAWS)まわりに関心を持って取り組んでいたので、実力的な自信はありませんでしたが、AWS関連のコミュニティを調べてみることにしました。

AWSのコミュニティを探す

AWSのコミュニティを調べてみたら、なんかいろいろあることがわかりました。

おっ!JAWS-UGってなんか聞いたことがあるぞ!と思い、JAWS-UG東京のページを試しに開いてみたところ、みんなで同じTシャツを着て肩を組んでいる画像が出てきて、あ、陽のオーラ強そう...! とまたニュータイプ音(ピキーン)が鳴って、そっとページを閉じました。めちゃくちゃ楽しそうではあったんですが、飛び込む勇気が足りませんでした...気持ちの準備が整ったら参加してみたいです!

JAWS-UGは参加の敷居が高そう、ということで次にみつけたのがAWS Community Builders Programです。

AWS コミュニティビルダーズプログラムは、知識の共有や技術コミュニティとの連携に熱心な AWS 技術愛好家や新興のソートリーダーに、技術リソース、教育、ネットワーキングの機会を提供するプログラムです。

うん、なんかグローバルだな...っていうか参加するのに応募が必要なのか...と思いつつ、もともと俺って海外で働くためにエンジニアになったんだよな..ということを思い出しました。ポンコツ営業時代に唯一身につけた英語という技能も活かせそうだったので、応募してみることにしました。

※ちなみに「AWS Community Builders」はプログラム名、「AWS Community Builder」はその参加者(個人)を指します。

ようやく応募

応募といってもまずはウェイティングリストへの登録が必要で、数ヶ月待った後に応募が可能になりました。

JAWS-UG不参加人間なので、当然コミュニティ運営や登壇経験などはありません。なので、代わりにここ1年の発信活動(主にdev.to)をアピールすることにしました。

一応、AI関連の仕事をしているので、本当はAI Engineeringカテゴリで応募したかったのですが、ECS関連の記事の方が反響あったので、今回はContainersカテゴリで応募しました。

まさかの選出

登壇経験ないと流石にキツイかな...と思っていたのですが、なぜか通ってしまいました。
意外と誰でも選ばれるのかな?と思いきや、後ほど話を聞いてみたらなかなかの高倍率でした。
dev.toやLinkedInで発信している日本人が少ないということでなにか加点が入ったのでしょうか...

選出されてから2ヶ月経って

正直、毎日ものすごく刺激を受けています。

AWS Community Buildersに参加すると専用のSlackワークスペースに招待されます。
内容の詳細はNDAで書けないのですが、新機能の早期アクセス招待や他のBuilderのみなさんの発信共有などがあり、自然とモチベーションが上がる環境になっています。本業の方がダレていた時期だったので、これは自分にとってかなり刺激になりました。

また、dev.toのAWS Community Builders Organizationにも投稿できるようになり、ちょっとした満足感もあります。

直近ではこんな記事も書きました。

あと、発信活動をSlackで共有すると、SWAG(ノベルティ)の交換ポイントやAWSクレジットをもらえたりします。

参加して2ヶ月ほどしか経っていないのですが、コミュニティ内で10人しか当たらないクジみたいなのにも当たって、多分今のところ全参加者の中で一番SWAGとクレジットをもらっています。ちなみにこれからGolden Jacket(通称全冠ジャケット)も届きます。

image.png

スクリーンショット 2025-05-02 15.02.05.png

たまにお国柄を感じる

Slackに日本語専用チャンネルみたいなものもあるのですが、多分ほとんどがJAWSのみなさんで知り合い同士っぽく、肩身が狭いので今のところ参加していません(気にはなっています!)。

また、最初の自己紹介みたいなやつで、大体の日本人がXのアカウントを貼っていたのですが、他の国の方々はLinkedInやdev.toが中心(私もこの2つ派)で、SNS文化の違いを感じました。

あと、某国の方々(もちろん一部の方です!)は説明を全く読みません。運営の方々もたびたび困っていそうです。あれはなんとかならないんでしょうか!?

最後に

AWS Community Builderに選ばれて良かったと心から思っています。

このプログラムを通じて、LinkedInでのつながりが一気に広がり、各国のエンジニアとやりとりをする機会も増えました。

コミュニティへの苦手意識がある方、一人で学んできたけど少し限界を感じている方、世界とつながるチャンスを探している方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてください!

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