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AWS DMSでDocumentDBをデータ移行元とするときの注意点

Last updated at Posted at 2020-08-28

AWS DMS (Database Migration Service) で

  1. DocumentDB -> DocumentDB
  2. MongoDB -> DocumentDB

の2パターンでデータ移行を試してみた。

結論から書くと、1のパターンではCDC(継続的な変更のレプリケート)では動かなかったが、それ以外では動く。

AWSの公式ドキュメントを見ると、移行元としてMongoDBは記述されているがDocumentDBの記述は見つからない。しかし、DocumentDBはMongoDBの互換だから、ある程度は同じように動くようだ。

2020/08/31 追記

当初「AWS DMSはMongoDBからのデータ移行はできてもDocumentDBからはできない」というタイトルだったが、CDCを避ければDocumentDBを移行元としても実行できることがわかったので、記事の内容を訂正した。

手順

簡単に設定手順を書いておく。

前提

  • 移行元と移行先は構築済み
  • 移行元と移行先の両方と通信できるAWSのVPCがある
    • 通信できるというのは、セキュリティグループの適切な設定を含む
    • 以下手順のDMSレプリカインスタンスはこのVPC内に構築

手順

  1. DMSレプリカインスタンス構築 (データ移行元と移行先に接続可能なセキュリティグループの設定が必要)
  2. DMSレプリカインスタンスからデータ移行元に接続するためのソースエンドポイント設定
  3. DMSレプリカインスタンスからデータ移行先に接続するためのターゲットエンドポイント設定 (AWSのドキュメントに従い、DocumentDB接続用の証明書をダウンロードして、エンドポイントに設定が必要)
  4. DMSマイグレーションタスク作成 (タスク作成時にレプリカインスタンス、ソースエンドポイント、ターゲットエンドポイントを指定)

AWSのドキュメントに詳細が書いてある。

Walkthrough: Migrating from MongoDB to Amazon DocumentDB - AWS Database Migration Service

移行元にDocumentDBを指定した場合

ソースエンドポイントのエンジンとしてMongoDBを指定して、DocumentDBの接続情報を設定すればDocumentDBを移行元として使える。

ただし、マイグレーションタスク作成時に「既存のデータを移行して、継続的な変更をレプリケートする(CDC)」を選択すると、マイグレーション実行時にエラーが発生する。

image.png

エラーの内容は次のとおり。

Last failure message
Last Error Endpoint initialization failed. Task error notification received from subtask 0, thread 0 [reptask/replicationtask.c:2814] [1020401] Error executing command; Stream component failed at subtask 0, component st_0_3OQBMWWPDQOCVQ36IETQPRLPTPU2BUTTYOYJBJY ; Stream component 'st_0_3OQBMWWPDQOCVQ36IETQPRLPTPU2BUTTYOYJBJY' terminated [reptask/replicationtask.c:2821] [1020401] Stop Reason FATAL_ERROR Error Level FATAL
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