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Raspberry Pi Pico(Wなし)にて、内臓LEDの仕様が若干異なるために苦労した記事はよく見かけますが、この記事はそれ以前でつまづいた話です。
そもそも、VScodeのExtensionsのみで開発する方法があまりやられていないようで別種類の苦労をしました。

経緯

Windows 10のPCで、VSCodeの拡張機能Raspberry Pi Picoを利用した開発・実行

  1. Raspberry Pi Pico WをPCのUSBにBOOTSELを押したまま挿入

  2. New Project from Sampleからサンプルファイルを作成。

    スクリーンショット 2024-12-24 211232.png
    サンプルはblink(いわゆるLチカのプログラム)を選択。

    スクリーンショット 2024-12-24 211303.png
    Board TypeはPico Wを選択。

  3. Configure Cmakeで、buildフォルダ下にMakefileを作成。

  4. Compile Projectで、ビルドしてコンパイル。すると、以下のように、ファイルがたくさん作成される。
    スクリーンショット 2024-12-25 021845.png

  5. Run Project (USB)でプロジェクトを実行。

ここでエラー発生。
スクリーンショット 2024-12-25 022825.png

「詳細はターミナルでgdb-serverの出力を見ろ!」と言われたので見ることに。
すると、"no accessible RP2040 devices in bootsel mode"とか"Device at bus 1, address 1 appears to be a RP2040 device in BOOTSEL mode, but picotool was unable to connect"とあった。
まず、USBに挿すときにBOOTSEL押してたしなあと思いながらも、一度外して再度BOOTSELを押したまま挿す。そして、実行。するが、やっぱりダメ。

解決法

解決のため、ドキュメント"getting started with pico"1を見漁ってると、26pに書いてあった。
スクリーンショット 2024-12-25 030417.png

どうやら、ドライバーをインストールする必要があった。

  • すぐさまZadigをダウンロード
  • 上のプルダウンからRP2 Boot (Interface 1)を選択
  • driverの矢印の右側をプルダウンからWinUSBを選択
  • Install Driverをクリックし、インストール

これで、再度VSCodeに戻り、Run Project (USB)で実行したら、晴れてPico Wの内臓LEDがピコピコ点滅した。

  1. https://datasheets.raspberrypi.com/pico/getting-started-with-pico.pdf

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