経緯
ノートPCしか持っていないため、時間のかかるプログラムはGPUを搭載している研究室のデスクトップPCで実行したい。ただ、そのためにわざわざ大学まで行くのもメンドクサイ。そこで、「リモートデスクトップ」というものを活用しようと思った。
リモートデスクトップとは?
リモートデスクトップとは、インターネットを介して他のコンピュータに接続し、そのコンピュータを別のコンピュータから操作できるというもの。これにより、たとえば外出先のノートPCから自宅のデスクトップPCを操作して作業できたりする。
Windowsリモートデスクトップ使えない!?
リモートデスクトップと検索して、まずお目にかかるのが、Windowsの設定からリモートデスクトップをオンにする方法。たったこれでOKと思いきや、実は同ネットワークでないと接続できず、これでは自宅から研究室PCにアクセスすることができない。もちろん、ここからさらに色々設定とかすればできるようになるが、ネットワーク管理者の権限などが必要そう…
chromeリモートデスクトップ!
Windowsリモートデスクトップで数時間費やして、諦めて、他の方法を模索。Googleアカウントがあるならば、chromeリモートデスクトップが簡単にセットアップできた。このとき、Windows設定のリモートデスクトップがオフでも動作する。
接続先(研究室PC)の設定
- 予めGoogleにログイン
- chromeリモートデスクトップのサイトにアクセス
https://remotedesktop.google.com/access/ - ダウンロードボタンを押し、拡張機能のChrome Remote DesktopをChromeに追加
- PC名とPINコードを設定、PINコードは忘れないように!
- 登録したデバイスがオンラインと表示されていればOK
接続元(我のノートPC)
- 接続元と同じGoogleアカウントでログイン
- chromeリモートデスクトップのサイトにアクセス
https://remotedesktop.google.com/access/ - オンラインになっている登録デバイスをクリック
- PINコードを入力
- 接続先のPC画面が映っていれば、晴れて接続(^^)/
注意点
- 接続先のPCの電源は入れっぱなしにすること。落ちるとオフラインになりアクセスできない。
- 再起動はしても大丈夫だった。一度リモート接続が切れるが、再度PC電源が入ればオンラインになる。
ただし、スタートアップに設定する必要があるかも。 - PCの設定「電源」から「スリープまでの時間」は「なし」にすること。スリープになるとオフラインになってしまう。
一応書いておくと、PC電源のスリープとモニター画面のスリープは違う。
- モニターの電源は切っておいたほうがいい。
何も操作せず数分経ってPCモニターの画面が消えても、リモートデスクトップ接続して接続元からマウスカーソル動かすなどで接続先へ操作があると、PCモニターはつく。
つまり、目の前で誰もPCを触ってないのに、マウスカーソルが動き、勝手にウィンドウが開かれ、そして閉じられる...というような、はたから見ると超常現象に映る。