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TROCCOを使ってkintoneにデータを転送してみた

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Last updated at Posted at 2025-08-15

はじめに

TROCCOでは、kintoneからデータを転送するだけでなく、kintoneにデータを転送するリバースETLとして利用することも可能です。kintoneへのデータ転送を試しましたので、試した内容をまとめてみました。

kintoneのアプリの準備

kintoneにデータの転送先となるアプリとして、以下のアプリを用意しました。アプリにはサブテーブルが含まれています。

フィールド フィールドコード 備考
案件ID case_id 「必須項目にする」と「値の重複を禁止する」が有効
会社名 company
案件名 case
活動履歴 activity サブテーブル
日付 date サブテーブル内のフィールド
内容 details サブテーブル内のフィールド

TROCCOからデータ転送する前のアプリの状態は、以下のようにレコードが何もない状態です。

250815_001.png

TROCCOの設定

接続情報の作成

以下のドキュメントを参考に、kintoneの接続情報を作成します。

今回はログイン方法としてユーザーネームとパスワードでログインを使用します。

250815_019.png

データ転送の設定

以下のドキュメントを参考に、kintoneへのデータ転送を設定していきます。

今回はGoogleスプレッドシートにデータを用意しましたので、Googleスプレッドシートからkintoneへのデータ転送の設定を作成します。

250815_003.png

STEP1

STEP1の転送先kintoneの設定では、まずkintone接続情報を設定します。接続情報を設定すると、アプリIDには接続先から取得可能なアプリIDが一覧で表示されますので、対象のアプリIDを選択します。アプリIDは、kintoneで対象のアプリを開いた際のURL(例: cybozu.com/XXX/{id}/ )にて確認することができます。

250815_006.png

転送モードは upsert を設定します。アップデートキーには、案件IDフィールドのフィールドコードとして case_id を設定します。

250815_007.png

今回の転送先のアプリにはサブテーブルが存在するため、詳細設定のテーブル転送キーを設定します。テーブル転送キーには「ユニークな値で構成されたアプリ直下のフィールド」を設定する必要があるため、案件IDフィールドのフィールドコードとして case_id を設定します。

250815_008.png

STEP2

STEP2のデータ設定のカラム定義では、カラム名に転送先のアプリのフィールドコードを設定します。

【サブテーブルについて】
サブテーブルは、カラム定義での指定は不要です。

【サブテーブル内のフィールドについて】
サブテーブル内のフィールドは、カラム名に <サブテーブルのフィールドコード>.<フィールドコード> のように設定します。今回はサブテーブルのフィールドコードが acitivity ですので、サブテーブル内のフィールドを指定する場合は activity.date のように設定しています。

250815_009.png

出力オプションのカラム設定には、サブテーブルを含む各フィールドを追加し、カラム名、フィールドコードやデータ型などを設定します。カラム名とフィールドコードには、どちらもフィールドコードを設定します。

【サブテーブルについて】
出力オプションのカラム設定にはサブテーブルの追加が必要です。データ型にはSUBTABLEを指定します。テーブルの行をソートするカラムには、サブテーブル内のフィールドの中からソートに使用するフィールドのフィールドコードを指定します。

【サブテーブル内のフィールドについて】
サブテーブル内のフィールドは、カラム名に <サブテーブルのフィールドコード>.<フィールドコード> のように設定します。フィールドコードにはフィールドコードのみ指定し、サブテーブルの指定は不要です。

250815_010.png

転送の設定が終わりましたら確認画面に進み、設定を保存します。

kintoneにデータを転送

Googleスプレッドシートには以下のデータを用意しています。

250815_002.png

TROCCOでデータ転送を実行すると、転送先のkintoneのアプリにデータが挿入されました。

250815_011.png

各レコードを確認すると、サブテーブルにもレコードが挿入されていることを確認できます。

250815_012.png
250815_013.png

サブテーブルへのデータ転送

ドキュメントには、サブテーブルへの転送について以下の制約が記載されています。転送設定のSTEP1の転送モードの設定はサブテーブルを除くレコードが対象となり、サブテーブルへのデータ転送は洗い替えとなるようです。

サブテーブルへの転送に関する制約
転送モードでupdateやupsertを選択していても、サブテーブルへのデータ転送は常に洗い替えとなります。
すなわち、既存のサブテーブルのレコードは、転送のたびに新しく転送されたデータに置き換わります。

(引用元:転送先 - kintone

動作確認のため、同じアプリに別のデータを転送してみます。転送するデータとして以下のデータを用意しました。案件IDが103と101の新しいレコードを用意しています。

250815_016.png

TROCCOでデータ転送を実行し、kintoneのアプリを確認します。案件IDが103のレコードが新しく作成されています。また、案件IDが102のレコードはそのまま残っています。

250815_017.png

案件IDが101のレコードの詳細を確認すると、サブテーブルからは以前のレコードがなくなっており、先ほど転送したレコードのみ表示されました。

250815_018.png

さいごに

TROCCOの転送先kintoneでデータ転送を試してみました。こちらの記事が何かの参考になりましたら幸いです。

参考

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