今回はPowerAutomateのformatNumber関数を利用して、小数の四捨五入処理をする方法を覚書していこうと思います。
方法
先述したように、formatNumber関数を利用します。
元々は書式成形の機能だと思いますが、四捨五入されるという特性からそちらの機能で使用することが多いです。
1. (/)式の挿入、もしくはfxボタンから式の挿入をします
2. 式を設定する
記入例:
第一引数 処理対象の数値
第二引数 F●(四捨五入したい位置で数値を変更する)
1.5555
の場合
小数点第1位を四捨五入→F0 結果 2
小数点第3位を四捨五入→F2 結果 1.56
第三引数 'ja-jp'
※通貨やカンマ区切りの地域設定のため、四捨五入自体には影響はないと思われるが一応日本を指定
注意しなければならないのが、返される値は文字列だということです。
このままDataVerse等の数値型にインサートする際はこのままでもエラーは発生しないのですが、フロー上で続けて計算する際にはもう一度数値型に戻す必要があります。※戻す場合はint関数やfloat関数を使用します
おわりに
次回は切り上げ処理を書けたら良いなぁと考えております😊
最後まで読んでいただきありがとうございました!