今回はOneDrive上のWordファイルを取得し、PDFファイルに変換するフローを作成していきたいと思います。
事前準備
PDFファイルにしたいWordファイルをOneDrive(クラウド上)に配置しておきます。
場所は自分が分かればOKです。
今回はPowerAutomateフォルダの中にWordファイルを配置し、PDFファイルを同フォルダ内へ出力する予定ですが、業務等で複数のファイルを処理する場合はさらにWordフォルダやPDFフォルダを作成して区別すると分かりやすいです。
フローを作成する
それでは、準備ができたのでフローを作成していきます。
step1
アクションの追加⊕を押してアクションを追加します。
検索窓で「Word」と入力し、Wordアクション群を表示させます。
なぜかかなり下の方にあるので頑張って探してください。。。
step2
Wordアクション群の中から「Word文書をPDFに変換します」アクションを選択します。
step3
Wordのサインインを求められるので、サインインを行ってください。
それぞれの項目を埋めていきます。
内容については以下を入力してください。
■ 場所:OneDrive for Business
←ドロップダウンから選択
■ ドキュメントライブラリ:OneDrive
←ドロップダウンから選択
■ ファイル:/PowerAutomate/週報.docx
←ピッカーから選択
ピッカーについて
ピッカーでクラウド上に保存してあるファイルを選択することができます。
※ピッカーを利用すると置換等をした際に同名だった場合でもエラーが発生してしまいます。
【回避方法↓】
見た目上は一緒ですが、ピッカーを利用しないで同様に記述することによってエラーを回避することができます。
"動的なコンテンツの追加"から、ファイル名に動的なコンテンツを利用することも可能です。
step4
検索窓で「OneDrive」と入力し、OneDriveアクション群を表示させます。
次に、ファイルの作成を選択してください。
※今回の例ではOneDrive上にPDFファイルが作成されますが、「SharePoint」アクションを利用してSharePoint上にファイルを作成することも可能です。
それぞれの項目を埋めていきます。
内容については以下を入力してください。
■ フォルダーのパス:/PowerAutomate
←ピッカーから選択(ファイルではなくフォルダを選んでください)
■ ファイル名:週報.pdf
←ドロップダウンから選択
■ ファイルコンテンツ:PDFドキュメント
←動的なコンテンツから選択
ファイル名の拡張子をpdfにするのを忘れないようにしてください。
ファイルコンテンツは、step3のアクションで作成したものを選択します。
実行してみる
それではフローを実行してみます。
OneDriveを確認すると、、、
PDFフォルダが作成されています◎!
おわりに
読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば幸いです。