Laravel Breezeとは
Laravel Breezeとは、Laravelでログイン、登録、パスワードのリセット、電子メールの検証、パスワードの確認などの機能が実装されているLaravelのPluginです。
Laravelの公式ドキュメントのStarter KitsにはLaravel Breezeのインストール方法が記載されていますが、Sailを使っていないので、今回はSailにLaravel Breezeをインストールします。
インストール
Laravelアプリケーションのインストールをします。
curl -s https://laravel.build/example-app | bash
cd example-app
./vendor/bin/sail php artisan migrate
Composerを使用してLaravelBreezeをインストールします。
./vendor/bin/sail composer require laravel/breeze --dev
./vendor/bin/sail artisan breeze:install
./vendor/bin/sail npm install
./vendor/bin/sail npm run dev
./vendor/bin/sail artisan migrate
sailを起動します。
./vendor/bin/sail up -d
正常にインストールが終わっていればhttp://localhost/registerのURLからアカウント登録ができます。
DB管理ツールAdminerの導入
開発環境ではDB管理ツールがあると便利なので、AdminerをSailのdocker-compose.ymlに追加します。
Adminerは、MySQL, MariaDB, PostgreSQL, SQLite, MS SQL, Oracle, Elasticsearch, MongoDBをサポートしているDB管理ツールです。
データ分析の為にFluentd+Elasticsearch+Kibanaを導入予定の場合は、Kibanaは開発としては重いのでAdminerがデータの登録確認に使えますし、Session用のDBにMongoDBを採用すればSessionデータ確認にも利用できます。
adminer:
image: adminer:4
ports:
- '${FORWARD_ADMINER_PORT:-8080}:8080'
networks:
- sail
environment:
ADMINER_DEFAULT_SERVER: 'mysql:3306'
docker-compose.yamlの修正後にsailを再実行します。
./vendor/bin/sail up -d
正常にAdminerが起動されている場合は、http://localhost:8080/からAdminerにアクセスできます。