【Ruby】eachの入れ子についておさらい

概要

「配列」 なら取り出しは簡単にできるけど、 「配列の中に配列」 の場合に

• 少し考えてしまう
• 思うように値がとれない

という方向けの記事です。少しでも参考になれば幸いです。

目次

• 実践

  • 問題
  • 解答（解説）
  • プロセス

• まとめ

• 参考文献

実践

問題

次の配列からフルーツの名称と合計金額を出力してください。

問題

fruits_price = [["apple", [200, 300, 400]], ["banana", [100, 200, 300]], ["grape", [2000, 3000]]]

解答 （解説）

解答例

fruits_price.each do |fruit|
# fruits_price から配列を一つずつ取り出し fruit で取り出していく (each を使うことで配列の中の配列に対して処理を行うことができる。)

  sum = fruit[1].sum
# fruit[1]（金額の部分）のsum(金額の合計値)

  puts "#{fruit[0]}の合計金額は#{sum}円です"
# 出力
end

別解

fruits_price.each do |fruits, prices|
  puts "#{fruits}の合計金額は#{prices.sum}円です"
end

プロセス

1.取得したいものを考える

• フルーツの名称
• 各フルーツの合計金額

2.配列のときはどのように要素を取り出すのか

• each で取り出す
• その中の何番目を取得するのか

3.合計値を出すにはどうするのか

• sum で要素の合計を出力

まとめ

• 取りたい値は何かを考える
• 問題の切り分けをして、どのように出力すればよいのか方法を探る
• sum で要素の合計を簡単に取得することができる

参考文献

• Ruby 3.0.0 リファレンスマニュアル (sum)