はじめに
はじめまして、suzu.treeです。
記念すべき初投稿は、文系未経験ながら私がエンジニアを目指した理由を自己紹介を兼ねてお話ししたいと思います。
私のエンジニアリングに関する関心は、主に以下の2つです。
①生成AI
②アクセシビリティ
今回は、エンジニアを目指すきっかけとなった「アクセシビリティ」について深掘りしていきます。
アクセシビリティとの出会い
私は学部・大学院で、専門ではありませんが障害学を学んできました。
そのなかで、「アクセシビリティ」に関心を持ち、手話を学んでろうの友人と交流したり、文字起こしアプリ(UDトーク・YYProbe)を活用したり、関連書籍を読んだりして学びを深めてきました。
現在、Discordでコミュニティを運営しているのですが、そこには日本語を第一言語としない方や、漢字を読むのが難しい方も参加されています。
そのため、アクセシビリティを確保する目的で、メッセージの漢字には括弧書きでひらがなを併記するようにしていました。
しかし、この方法には課題がありました。
アクセシビリティ担保のためとはいえ、毎回手作業でひらがなを書くのは時間がかかり、参加者個々の「やさしさ」に依存してしまう点です。
「プログラミングならできるのに」その一言が世界を変えた
ある日、友人が手書きでひらがなを書いているのを見て、「え、こんなのプログラミングでできるのに」と言われ、衝撃を受けました。
その時まで、プログラミングで何ができるのか、基本的なことすら理解していなかったのです。
プログラミングとの出会い
友人の言葉に希望を抱き、ChatGPTにDiscordのメッセージをひらがなにするBotの作り方を聞いて試作しました。
そして、ついにメッセージを自動でひらがな変換してくれるBotの作成に成功したのです!
この経験から得た、2つの衝撃的な学び
この経験から、私は2つの重要な学びを得ました。
プログラミングの力は想像以上だった!
プログラミングで何ができるのかを知らなかった私にとって、コードを書くこと(実際はChatGPTに書いてもらったのですが😂)で、こんなにも多くのことができるのか、しかもアクセシビリティに貢献できるという事実に感動しました。
既存のウェブサービスはアクセシビリティが圧倒的に不足している!
本来であれば、ふりがな入力がデフォルトで可能であること、代替テキストがデフォルトで設定できること、文字の大きさが変更できることなど、ウェブアクセシビリティが担保されているべきなのに、現状はそうではないという「怒り」と「これは変えなければならない」という強い思いが湧きました。
アクセシビリティとプログラミングの交差点からエンジニアの道に
このように、自分の関心(アクセシビリティ)とプログラミングの交差点を知ることができたことで、「エンジニアになって、いつかアクセシビリティが担保されたプラットフォームを作れたら最高!」というモチベーションでエンジニアを志望するに至りました。
理系分野が苦手で、大学院まで文系だった未経験エンジニアという立場なので、正直焦りはありますが、自分のペースで学んでいきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!