ESPr Developer
スイッチサイエンスで販売しているESPr Developerは、ESP-WROOM-02の開発キット。
シリアルモジュールも実装されているから、USBでPCと接続するだけで、IoT開発を始められる…!
接続してもシリアルポートに出てこない
Arduinoを接続しているときは、シリアルポートのメニューにちゃんと、/dev/cu.usbmodem1411
のようなポート名が表示されます。
しかしながら、ESPr Developerを接続したときには、それらしいポートは見当たりません。ましてや、Bluetoothのはずがない…!
FT231X のVCPドライバをインストール
VCP(仮想COMポート)が必要でした!
FTDIのサイトから、Mac OS X 10.9 and above
の64bit用ドライバをダウンロードしました。
ダウンロードしたdmgを開き、インストールします。
インストールしたあとは、再起動が必要です(そうしないとArduino IDEのポートに表示されなかった)。
無事に表示されました!
(よくわかんないけど、きっとこれがポートなんだろう!とりあえず選択しておきます)
シリアルモニタを開いて、ボーレートを115200 bps
にし、改行コードをCRおよびLF
で設定します。
ESPr Developerのリセットボタンを押すと……ESP-WROOM-02からready
のレスポンスが届きました!
これで、ESPr Developerで開発を始められます!
なぜFTDIのVCPドライバをインストールしたか
USBに刺さっているものが、FT231Xだとわかったからですね。
(このMacについて > システムレポート... から行ける画面ですね)
この画面を開くきっかけになったのは、「Mac USB serial port not showing」のクエリでググっている時に見た、Appleのサポートコミュニティのサイトで、「設定のところから、USBに刺さってるものが何なのか見てごらんよ」って書いてあったので、「システムレポート」にたどり着きました。
とはいえ、それよりも前に、Arduinoのフォーラムのスレッド中に解決策が書いてあったのですが、気づかず読み過ごしていました……。なぜなら最後の投稿に、「ケーブル変えたら直ったよ!やいやらw」って書いてあったので……。
ひとまず、これで開発を始められます!