#Ryzen7 3700Xを半年使ってみた
去年夏に自作したPC RYZEN7+RADEONでPC組んでみた を半年使い込んでみた。
使用用途は主に開発作業で、作業中は様々なバックプロセスが動く。
ベースとなるWindowsのサービス、各種ドライバーに加えIDE環境、ExcelやPDFの仕様書を見ながら組んだりもするし、当然httpdやMysqlなどのプロセスも動く。また、ネットサーフィン用のブラウザなども併用するので、求められるCPUの条件としては当然「マルチスコア」を優先することになるので、Ryzenを選ぶのは道理にかなっている。
加えて、自宅で作業を行う技術者にとってはTDPも気になる所。
#PC環境のおさらい
CPU:Ryzen 7 3700X
マザーボード:B550 Steel Legend
メモリー:Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZRX
グラボ:Radeon RX 5500 XT Challenger D 8G OC
SSD:FireCuda520SSD 500GB
電源:SST-ST75F-GS V3
ケース:H510 CA-H510B-W1 (マットホワイト)
#作業中のリソース
普段作業を行う状態で各理リソースの使用状況を拾ってみたが、CPUリソースの使用率の低さには何時もビックリする!
この状態、実はサブモニターでVLCメディアプレーヤーを起動し、重めの動画を流している。
#純正クーラーも凄かった!
実は組んだPCには1点問題があり、フロントファンに採用した「Enermax T.B.RGB 14cmファン」が壊れていた。
使用数ヶ月で異音が発生する様になり、「静かになったな・・・」と思ってたらファンが回っていなかった。
指で回すとファンが回りだすので、最初のうちはケースを開けてファンを指で回していたが、面倒になり放置していた。
※このファンのレビューを見ていたら、「稀によくある事」らしい・・・
フロントからのエアフローが無い状態で作業をしていたので、「CPUが冷やせているか?」という疑問があったが、純正ファン「AMD Wraith Prism」はこの状態でもCPUをしっかり冷やしていた。
試しに、フロントファンが止まった状態で「CINNEBENCH R23」を回して温度を見てみた。
半年使用したファンは結構ホコリがついていたが、冷却的効果はまだまだ余裕ありそうな感じ
おそるべし、純正ファン!
この記事を書くにあたり、いい機会なので簡易水冷に交換して温度の測定を行ってみた
簡易水冷に変えるにあたり、上部と背面のファンもついでに交換する事にした
「CINNEBENCH R23」を回して温度を見てみる
あれ?水冷の方が冷えてない???
よく見ると、各コアのベースが引き上げられているので、一応効果出てるのかな?
#総評
Ryzenを使用する限り、CPUがボトルネックになる事はまず無い。
使用電力も低いので、テレワークで使用しても「電気代が・・・!」となる事もないのはかなりポイントが高い
くしくも、Intel CPUの第11世代 Rocket Lakeがバカみたいに電力を食う事が分かった今となっては、あえてIntelを選ぶという選択肢は・・・