URLを人に送る前に、末尾の ?utm_source=... や gclid=... が気になったことはないでしょうか。URLの ? より後ろに付く追加情報は、パラメータと呼ばれます。
utm_source や utm_medium は、リンクを見た人がどこから来たのかをアクセス解析で見るための目印です。たとえば、メール経由か広告経由かを区別できます。utm_campaign はキャンペーンを見分けるために使われます。gclid はGoogle広告のクリックに付く識別子で、広告のクリックと成果を結び付けるのに使われます。Google Analyticsの説明 / Google Adsの説明
どれも、それ自体が危険なものという意味ではありません。ただ、共有するURLからは外しておきたい場面もあります。そこで、指定した情報だけを取り除くブラウザツールを作りました。
使い方
URLを貼り付けて URLを整理する を押すと、削除後のURLが表示されます。たとえば、
https://example.com/article?utm_source=mail&gclid=abc123&lang=ja
は、次のようになります。
https://example.com/article?lang=ja
削除した項目も画面に出るので、結果を見てからコピーできます。インストールやアカウント登録は要りません。処理はブラウザ内で行い、入力したURLを外部に送信しません。
消すもの、残すもの
utm_ の後に文字が続く名前と、gclid、dclid、gbraid、wbraid、fbclid、msclkid、mc_cid、mc_eid を削除します。それ以外の名前は残します。
このツールでは、ブラウザがURLとして読み取った情報から、追加情報の名前を見て削除対象か判断します。
削除する情報がある場合、残す項目の並び順は維持しますが、記号や日本語の表記が変わることがあります。たとえば、次の架空URLでは、残した値の ' が %27 になります。
整理前
https://example.com/?q=O'Reilly&utm_source=mail
整理後
https://example.com/?q=O%27Reilly
ホスト名や、日本語を含むパス・# 以降の部分も、ブラウザがURLとして扱う表記に変わる場合があります。#heading のように末尾に付く部分は、ページ内の位置などを示すために使われます。ブラウザのURL仕様
削除対象がない場合は、前後の空白を取り除いた入力をそのまま返します。表記をそのまま残す必要がある場合は、整理後のURLと照らし合わせてから使ってください。
できないこと
このツールが見るのは、あらかじめ決めた名前だけです。サイト独自の追加情報は残りますし、リンク先のページが何を計測しているかも調べません。また、utm_ や gclid を消すと、リンク先の運営者がアクセスや広告の成果を把握しにくくなる場合があります。