今回はWindows Serverにてグループを作成していきます。
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参考書籍
「ひと目でわかるWindows Server2022」(日経BP社)
Windows Server でのグループ作成ユースケース
社員の入社・異動時の権限管理
目的：新入社員や異動社員に必要なアクセス権を付与するため
例：
「営業部グループ」を作成して営業フォルダへのアクセス権を付与
「管理部グループ」を作成して社内システム権限を付与
プロジェクトや期間限定チームの作成
目的：特定プロジェクトや期間限定業務用に権限を一括管理する
例：
「プロジェクトAチーム」グループを作成して共有フォルダやメールリストに割り当て
派遣社員や外部コンサル向けに期間限定グループを作成
権限整理・セキュリティ管理
目的：部署や役職に応じたアクセス権を効率的に管理する
例：
「経理部グループ」「総務部グループ」を作成して、権限付与・削除をグループ単位で管理
グループにユーザーを追加・削除するだけで権限調整可能
誰が作業するのか？
情シス担当者 / システム管理者
AD上でグループ作成・ユーザー追加・権限設定
小規模企業の場合の兼任担当
総務や経理などがADグループ作成を兼任
上司や部門責任者
作成依頼・承認・アクセス範囲の確認
次に手順を共有していきます。
①スタートボタン＞Windows管理ツール＞コンピュータの管理＞ローカルユーザーとグループ＞グループを右クリック＞新しいグループを選択
②新しいグループを登録します。参考までに実務的な命名規則を紹介します。
部門 + 権限種類：Sales_Read, IT_Admin
プロジェクト + 役割：ProjectA_Editor, ProjectB_Viewer
期限付きグループ：TempStaff_2025_06（2025年6月終了予定）
こうしておくと、誰が入っているか・権限範囲・有効期限がひと目でわかる
ここでは、書籍に準じて営業1部で登録します。
③登録されていることを確認できます。
④追加したいグループを選択して右クリック＞グループに追加を選択。
⑤追加をクリックし、詳細設定をクリックします。
⑥検索ボタンをクリックして、追加したいユーザーを選択してOKをクリックします。
⑦OKをクリック
⑧追加されていることを確認してOKをクリック
完了！