はじめに
製造業向けのセミナーに登壇することになりました。
規模は数百人、Web生配信、テーマはAI×技術伝承&設備保全、です。
セミナーに来てくれた人に見て良かったと情報を持って帰ってもらえるように内容を練りました。
改めてセミナー登壇する場合のテクニックをまとめたので、初めてセミナー登壇する人の参考になるようにQiitaを残します。
登壇したセミナーはこちら。
MONOist AI Forum 2026 本格実装フェーズに入った製造業AI、現場課題解決の最前線
準備
もちろん資料を作成しなくてはいけません。
今までお客様向けに作成した営業資料を流用しつつ、新しい視点や新機能についての資料を追加で作成します。
準備は主に資料作成と発表練習です。
準備スケジュール
・準備期間の20%:ストーリー作成。何を伝えたいのか、伝えるためにどんな材料が必要か
・準備期間の60%:資料作成。
・準備期間の20%:発表練習。最低5回は通しで練習したい。
ストーリー作成
製造業向けのノウハウ継承なのでベースはebookの内容です。
そこに具体的な事例を追加する形。
ストーリーの構成は下記です。
① 発表の大筋
② ①で話した大筋をもう少し細かく具体化
③ ②の実現方法
④ まとめ
発表の大筋
このセミナーで何を最も伝えたいかを最初に話します。
今回の場合だと「技術継承をシステムで行う」です。
ここでキャッチーなワードやセミナーを聞いてくれる人が興味がありそうなワードを含めます。
今回は「ベテランの頭の中」や「ベテランの手書きのメモや録音データ」といった言葉を含めました。
なぜ「技術継承をシステムで行う」のか?
↓
技術継承のため人材育成が主だが、近年人材不足により継承先の新人が確保できない。新人が確保できても退職リスクがある。
↓
技術継承をシステムで行えば、人に左右されない安定したフローが作れる。
「技術継承をシステムで行えば、人に左右されない安定したフローが作れる。」 が最も伝えたいことです。
①で話した大筋をもう少し細かく具体化
技術継承をシステムで行う と言われてもどんなシステムでできるんだ、という疑問が残ります。
なので、具体例を提示し、実際にできそうという実感してもらいます。
弊社の場合だとDDPで解決です。
②の実現方法
DDP(データドリブンプラットフォーム)と言われても、最初から全社的に導入しようとすると骨が折れます。
でもDDPのいいとことはスモールスタートで段階的に導入できて、各段階の成果が目に見えて分かりやすいところです。**
「各段階の成果が目に見えて分かりやすい」**ってかなりすごいことです。
資料を作るうえで工夫したポイント
セミナーに来る人に合わせた内容にする
・現場の管理者か、経営者か、メンバーか
→今回だと現場管理者をイメージして、その方々が興味がある情報をメインに
・どのような内容ならイメージしやすいか(事例があるとイメージしやすい)
→よくあるお悩み解決事例をピックアップ。
「ファイルを探すが見つからない」「工場でしか見れないデータがある」「人手不足」は製造業あるある
などなど
資料作成
資料を作るうえでのポイントは
・文字サイズは大きく
・文字数は少なく
・要素を抽出
・パワポ1枚1分目安(30分講演なら30枚程度)
・色は三色以内
・説明する時に「Point2は~」や「この青い部分の」と言葉の表現で資料のどこを見るか分かるようにする
・文字サイズは大きく
・文字数は少なく
おすすめ素材
おすすめのフリー素材は下記です。
サイトごとに利用制限はありますので確認してご利用ください。
時短だ
オシャレな素材がいっぱいあります。累計20まで使用無料!
今回は気象データを生産設備エラー解析に使うよって話だったので天気マークを探しました。
これとか良き。

フキダシデザイン
色々なフキダシ。こちらも合計20まで使用無料!
FLAT ICON DESIGN
アイコンになりそうな可愛い系。商用利用可らしい。すごい。
発表練習
資料ができたら実際に発声練習をします。
今回は30分のセミナーだったので前後3分の27~33分で納める必要があります。
ポイント
・何度も練習する(推奨5回以上)
・ゆっくり話す
・キーザードをパワポのメモ欄に置く
・練習あるのみ
準備完了
ストーリができて、資料ができて、発声練習をギリギリまでしたら準備完了です。
あとは自分を信じて自信に満ちた状態で臨みましょう。
あとがき
初めてセミナーに登壇する人の助けになれば幸いです。
追記
多くの皆様に支えていただき完走しました。
教えていただいたことは絶対忘れないし、次に生かしてやる~。
