2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

物知りLINE BOTを作ろうとしたらfugaしか答えない残念な奴になった話

Last updated at Posted at 2019-10-16

はじめに

あるQiita記事を参考にLINE Botを作りました。
でも、どうせだったらオリジナルのLINE Botに改造しようと挑戦したところ、残念なBotができた話です。

※2019/11/12追記:
物知りBotになりました ↓
fugaしか答えない残念なBotに8万語の辞書を持たせてインテリBotにした話

作りたかったもの

なんでも知ってて質問すると教えてくれる物知りLINE Botを作るつもりでした。
例えば、「山?」と質問すると、山に関するWikipediaの簡易版みたいな情報を返してくれる、そんなBotが作りたかったんです。

考えた仕組み

物知りLINE Botは、『言葉の意味を教えてくれるAPI』と『LINE Bot』の2つをつなぎ合わせれば、作れそうと考えました。「これくらいならできるかな」と、軽く考えたのは甘かった。

image.png

結果

完成した残念なBOTを紹介します。このように、何を聞いても fuga しか答えません。

IMG_0400.PNG

fugaしか答えない原因は、②のAPIにフィルタの機能がないから。フィルタ機能を実装することができなかった。あぁ~

作り方

誰も興味がないと思いますが作り方を紹介します(ほぼリンク集です)

①LINE BOTを作成

こちらの記事を参考にさせて頂きました。この時点で、オウム返ししてくれるBOTをゲット!

②API作成

fugaしか答えない残念なAPIを作ります。APIは、ラズパイ上に構築するのでラズパイのセットアップも必要です。

②-1 ラズパイにOSをインストール

今回は、Raspberry Pi 3 Model Bを使いました。OSバージョンはこれです。

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description:    Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Release:        10
Codename:       buster

$ uname -a
Linux raspi100 4.19.79-v7+ #1273 SMP Fri Oct 11 18:13:16 BST 2019 armv7l GNU/Linux

②-2 ラズパイOSの初期設定

ロケールの設定とかはこちらを参考にしました。

②-3 DjangoでAPIを作る

Djangoを使ってAPIサーバーを作りました。ただし若干変更しました。

  • コマンド変更

  • pip -> pip3

  • python -> python3

  • tutorial2/settings.py 変更

  • [変更前] ALLOWED_HOSTS = []

  • [変更後] ALLOWED_HOSTS = ["192.168.3.6"]

  • ※ラズパイのIPを登録

  • サービス起動コマンド変更

  • [変更前] python manage.py runserver

  • [変更後] python3 manage.py runserver 192.168.3.6:8000

③APIとLINE Bot連携/④APIからの情報をLINEメッセージで送信

『①LINE Botを作成』で参考にした記事の補足に、他APIと連携したサンプルもあります。このスクリプトを拝借させていただきました。

さいごに

オウム返しするBotをバージョンアップしようとしたら、fugaしか答えない残念なBotに育ってしまいました。

ただ、APIにフィルタの機能を追加できれば、物知りBotに生まれ変わるかも?!と希望を持っています。というわけで、挑戦はまだ終わってない、劣勢だけど負けてない!  たぶん

※追記※
少し賢くなりました →fugaしか答えなかったLINE BOTが少し物知りになりました

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?