概要

RaspberryPiとArduinoをUSBケーブルで接続し、Arduinoから出力される値をNode-REDで確認するだけで、完全に自分用の備忘録です。

前提条件

Arduino UNO
Raspberry Pi 2 Model B
（Arduino IDE をインストールした）端末

参考サイト

Arduinoの設定

Arduino と Arduino IDE をインストールした端末をUSBで接続して、Arduino IDEを起動し、以下のスケッチを書き込みます。

int i ;
void setup() {
     Serial.begin(9600) ;
     i = 0 ;
}
void loop() {
     i++ ;
     Serial.println(i) ;
     delay(1000) ;
}

シリアルモニタを起動すると、1秒ごとに数値が出力されます。

シリアルモニタ

Arduino と RaspberryPi の接続

次に Arduino と Raspberry Pi をUSBで接続します。以下、Raspberry Pi で操作します。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

$ sudo apt-get install cu # Arduinoと通信するためのcuコマンドをインストール

$ lsusb
Bus 001 Device 006: ID 2341:0043 Arduino SA Uno R3 (CDC ACM) # Arduinoが認識されていることを確認
$ dmesg
・・・
[  501.638776] cdc_acm 1-1.5:1.0: ttyACM0: USB ACM device # Arduinoが認識されていることを確認
・・・

準備ができたら接続。

$ cu -l /dev/ttyACM0 -s 9600
Connected.
1
2
3
4
~
[raspberrypi].
Disconnected.

シリアルモニタ同様に、1秒ごとに数値が出力されれば成功！！
~（チルダ）.（ピリオド）で終了。反応が悪かったらUSBを抜く（力技）。

Node-REDのインストール

次にNode-REDをインストールします。
Node.jsがインストールされていることが前提です。

Node.jsをインストールしていない場合

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y nodejs npm
$ sudo npm cache clean
$ sudo npm install npm n -g
$ sudo n stable

Node-REDのインストールと自動起動

$ sudo apt-get install nodered
$ update-nodejs-and-nodered

$ sudo systemctl enable nodered.service
$ sudo systemctl start nodered.service
$ sudo systemctl status nodered.service

Node-REDで値を読み込む

端末から、http://(Raspberry PiのIPアドレス):1880へ接続すると、Node-REDのエディタが開くので、以下の操作を実施します。

入力から[serial]をフロー1にドラッグアンドドロップ。

[serial]をダブルクリックしてポートを/dev/ttyACM0、ポートレートを9600に設定して、[更新]、[完了]。
出力から[debug]をフロー1にドラッグアンドドロップ。
[/dev/ttyACM0]と[msg.payload]を線で結ぶ。
デバッグタブに切り替えて、[デプロイ]。

デバッグタブに、1秒ごとに数値が出力されれば成功です。

まとめ

これだけでは何の役にも立ちません。ド素人のお勉強でした。