OpenCVで画像処理を始めてみようといろいろ調べたが、OpenCV 2.X系だったりVisual Studio 2013 community使用前提だったりビルド済みライブラリ利用だったりCMakeでビルドだったりNuGetで取ってきたりでよく分からず手間取ったので、やり方をまとめておく。
結局VS2015 communityでNuGetで取得する方法で簡単にセットアップできた。
OpenCVは勝手に取ってきてくれるので、予めインストールする必要はなし。
- Visual Studio 2015 communityをインストール。なぜかオンラインインストールではうまく行かなかったので、isoを落としてきた。
- 新しいプロジェクト作成。「Visual C++」で「Win32コンソールアプリケーション」を選択。他は特に弄る必要なし。
- 「ツール」→「NuGetパッケージマネージャー」→「ソリューションのNuGetパッケージの管理」を選択。
- タブを「参照」に切り替えて「opencv3.1」で検索し選択(「opencv3.1.redist」等ではない)し、インストール。数分待つ(2回目以降は早いかも)。
- 適当なサンプルアプリを作って動かして試す。 ここを使わせてもらった。1つ目の引数は顔認識させたい画像を、2つ目の引数はhaarcascade_frontalface_alt2.xmlあたりを指定すればOK。 注意点は、x64環境であればソリューションプラットフォームをx64に変更すること。間違ったままだとハンドルされない例外が発生するっぽい。