manコマンド
manはコマンドのマニュアルを表示するコマンドです。
$ man コマンド名
マニュアルが表示された際の操作は以下の表の通りです。
キー | 説明 |
---|---|
f | 1画面下に移動 |
b | 1画面上に移動 |
q | 終了する |
d | 画面半分下に移動 |
u | 画面半分上に移動 |
g | 行頭まで移動 |
G | 行末まで移動 |
nG | n行目に移動 |
実行例
$ man ls
実行するとマニュアル画面が開きます。
LS(1) User Commands LS(1)
NAME
ls - list directory contents
SYNOPSIS
ls [OPTION]... [FILE]...
DESCRIPTION
List information about the FILEs (the current directory by default).
Sort entries alphabetically if none of -cftuvSUX nor --sort is spec‐
ified.
Mandatory arguments to long options are mandatory for short options
too.
-a, --all
do not ignore entries starting with .
-A, --almost-all
do not list implied . and ..
--author
with -l, print the author of each file
-b, --escape
print C-style escapes for nongraphic characters
Manual page ls(1) line 1 (press h for help or q to quit)
日本語化する方法
実行例の通り、デフォルトではマニュアルが英語になっています。
日本語化するには以下のコマンドを実行します。
$ sudo apt install manpages-ja
上記コマンド実行後は以下のように日本語化されるようになります。
LS(1) ユーザーコマンド LS(1)
名前
ls - ディレクトリの内容をリスト表示する
書式
ls [オプション]... [ファイル]...
説明
FILE (デフォルトは現在のディレクトリ) に関する情報を一覧表示
します。 -cftuvSUX のいずれも指定されず、 --sort も指定され
ていない場合、 要素はアルファベット順でソートされます。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須
です。
-a, --all
. で始まる要素を無視しない
-A, --almost-all
. および .. を一覧表示しない
Manual page ls(1) line 1 (press h for help or q to quit)