超高速開発
ServiceNow
outsystems

2つの超高速開発ツールのServiceNowとOutSystemsを比べてみる

概要

ServiceNowとOutSystemsはともに、クラウド上で超高速にアプリケーションを開発するツールとして使用が可能。
ただし、ServiceNowはインシデント管理、資産管理、ワークフロー管理などのアプリケーションが用意されており、ITILを提供するプラットフォームの性格が強い。OutSystemsは、アプリケーション開発からデプロイまでをアジャイル開発手法を使って統合することを狙っている。
そのため、使用目的がそもそも異なるため、この2つのツールがプラッットフォームの選定対象として同じ土俵にあがる事は少ないと考えられる。にも関わらず共通点も多いことから本稿では比較してみる。

比較項目 ServiceNow OutSystems
比較対象バージョン KINGSTONE 10.0
クラウド上のサーバー提供
他社クラウド上でのサーバー動作 ×
オンプレミス上でのサーバー動作 ×
ブラウザーでのクライアント開発 △(*1)
Windowsアプリでのクライアント開発 ×
開発言語 JavaScript 独自のフローチャート(*2)
UIによるデータ操作
SQLによるデータ操作 ×
外部ライブライの組み込み
画面の自動生成
画面のカスタマイズ ○(*3) ○(*4)
外部SOAPサービスの呼び出し
外部RESTサービスの呼び出し
外部SAPインターフェイスの呼び出し ×
SOAPサービスの公開
RESTサービスの公開
単体テスト ○(*5) ○(*6)
GitHubとの統合 ×
独自のソース管理ツール ×
入門レベルの日本語ドキュメント
高度な日本語ドキュメント × ×
ユーザーコミュニティ(英語)
開発者向け無償開発環境の提供

*1 OutSystemsはブラウザーでの開発はWindowsアプリに比べて機能上の制約あり
*2 OutSystemsはVisioでフローチャートを作成するように、分岐やループ、画面遷移などのブロックを画面に貼り付け、それぞれのブロックのプロパティ設定を行うことにより、業務ロジックを開発する方法がメインの開発手法となる。
*3 ServiceNowで独自の画面を生成する場合には、HTML、Jelly、ServiceNowが提供するライブラリを使って行う。
*4 OutSystemsで独自の画面を作成する場合には、Visual StudioのフォームエディターのようなUIにより開発を行う。
*5 ServiceNow自体にAutomated Test Frameworkという独自のテストフレームワークが提供されている。またテストスクリプトにはjasmineを使用することも可能だが、Automated Test Frameのみで単体テストは可能。
*6 OutSystemsではプログラムの作成はUIのエディタで行うが、作成したフローチャートはJavaや.NETのソースファイルに変換されるため、各種OSSのテストフレームワークが使用可能。

参考

ServiceNowのテストフレームワークでSeleniumのような画面のテストの自動化をする