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Rails6 のちょい足しな新機能を試す64(db:seed 編)

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はじめに

Rails 6 に追加されそうな新機能を試す第64段。 今回は、 db:seed 編です。
Rails 6 (と Rails 5.2.3以降)では、 rails db:seed 実行時は、inline ActiveJob job adapter が使われるようになりました。
デフォルトの async だと seed の中で、 ActiveStorage の画像ファイルを読み込んで attach しようとすると seed が終了しないためらしいです。
Rails 5.2.3 にも、今回の修正は反映されています。

Ruby 2.6.3, Rails 6.0.0.rc1, Rails 5.2.3 で確認しました。Rails 6.0.0.rc1 は gem install rails --prerelease でインストールできます。
手抜きになりますが、Rails 5.2.2.1 以前は確認しておりません。悪しからず :bow:

$ rails --version
Rails 6.0.0.rc1

準備

今回は、 Rails6 のちょい足しな新機能を試す15(Active Storage編) をベースに作業します。

seeds.rb を編集する

seeds.rb で avatar つきのUserを登録します。
ActiveJob::Base.queue_adapter も確認します。
あらかじめ、画像ファイルは用意しておきます。

db/seeds.rb
p ActiveJob::Base.queue_adapter
user = User.create(name: 'Taro')
user.avatar.attach(io: File.open(Rails.root.join('db/seeds/fixtures/gang.png')), filename: 'gang.png')

seed データを登録する

seed データを登録します。 InlineAdapter が使われていることがわかります。

$ bin/rails db:create db:migrate db:seed
...
#<ActiveJob::QueueAdapters::InlineAdapter:0x000055b36f552d00>

その後の修正

こちらも試していないのですが、その後、 db:seed 実行時に無条件で、 :inline に変更してしまうのは、よろしくないということで、 :async のときだけ、 :inline に変更するようになる模様です。
なお、この修正は、 Rails 5.2.3 には含まれておらず、 5.2.4 以降に反映されるものと思われます。

試したソース

試したソースは以下にあります。
https://github.com/suketa/rails6_0_0rc1/tree/try064_seed_inline_active_job

参考情報

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