環境

Windows 7 Professional
Docker Toolbox 1.12
GitBucket 4.4

PCに割り当てられた社内LANのIPアドレスは 123.45.67.89 ということにしておく。

参考

Docker ドキュメント日本語化プロジェクト
 Docker で GitBucket を立てて遊んでみた
 Docker初心者が遭遇するエラーをまとめてみた

手順

色々

Hyper-V を無効化

コマンドラインから以下を実行し再起動。

bcdedit /set hypervisorlaunchtype off

VT-X を有効化

bios の設定からそれっぽい所を有効にする。
HPのPCの場合はこのあたりが参考になった。
1.起動時にF10を押してBIOSメニューに移動
2.セキュリティ>システムのセキュリティからそれっぽい所を有効にする。

Docker Toolbox をインストール

このあたりを参考にインストールする。
インストール後、「Docker Quickstart Terminal」を起動し、以下のコマンドを実行。

docker-machine create -d virtualbox \
--engine-env HTTP_PROXY=http://example.com:8080 \
--engine-env HTTPS_PROXY=https://example.com:8080 gitbucket

社内の場合、プロキシを通さないと通信ができないため、
環境変数HTTP_PROXY、HTTPS_PROXYを設定したdocker-machine(名前がgitbucket)を作成。
ついでに証明書の再作成を行う。

docker-machine regenerate-certs gitbucket

終了したら Docker ホストの再起動

docker-machine restart gitbucket

再起動したら、docker-machineのアクティブを変更するために以下のコマンドを実行。
docker-machine のアクティブは環境変数 $DOCKER_HOST の値によって決まるらしい。

eval $(docker-machine env gitbucket)

一応、通信ができるか確認するために whalesay を実行してみる。

docker run docker/whalesay cowsay boo

----
中略
----
 _____
< boo >
 -----
    \
     \
      \
                    ##        .
              ## ## ##       ==
           ## ## ## ##      ===
       /""""""""""""""""___/ ===
  ~~~ {~~ ~~~~ ~~~ ~~~~ ~~ ~ /  ===- ~~~
       \______ o          __/
        \    \        __/
          \____\______/

クジラが喋ればOK。

Dockerfile 作成

検索するとたくさん出てくる。
このあたりを参考にさせてもらい作成。

Dockerfile

FROM java:8-jre

MAINTAINER hogehoge

ADD https://github.com/gitbucket/gitbucket/releases/download/4.4/gitbucket.war /opt/gitbucket.war

RUN ln -s /gitbucket /root/.gitbucket

VOLUME /gitbucket

# Port for web page
EXPOSE 8080

CMD ["java", "-jar", "/opt/gitbucket.war"]

ひとまず、 D:\work\gitbucket に配置。
Docker Terminalのコマンドライン上で work/gitbucket へ移動する。

cd /d d:\work\gitbucket

Docker イメージ作成＆実行

docker build -t gitbucket ./

成功するとイメージができあがるので、実行する。

docker run -d -p 8080:8080 gitbucket

反応が無ければ成功しているハズ。

Virtual Box のポートフォワード設定

1.「Oracle VM Virtual Box」を起動。
2.gitbucket を右クリックして「設定」を選択。
3.ネットワーク > アダプター1 > 高度 > ポートフォワーディングを選択。
4.既にsshの設定は追加されているので、httpの設定を以下のように追加

名前	プロトコル	ホストIP	ホストポート	ゲストIP	ゲストポート
http	TCP	123.45.67.89	8080		8080
ssh	TCP	127.0.0.1	51290		22

完了

http://123.45.67.89:8080/ にアクセスして以下のような画面が出れば完了。
Username:root/Password:root でログインできる。