どうしてもHTTPSでないとならない開発環境では、オレオレSSL証明書を入れてHTTPSでアクセスできるようにすることがありますが、オレオレ証明書はそのままではブラウザに信頼されていないため「信頼できない接続です」といったエラーが出て、サイトが見れない状態になります。
このような場合、大抵のブラウザでは、無視して閲覧するオプションがありますが、今回は、証明書をMac OSXのChromeやSafariに信頼させることでこうしたエラーを回避する方法を紹介します。
Firefoxと違い、ChromeやSafariは、ブラウザ単体では信頼するSSL証明書の追加ができません。そのためOSXでは、KeyChain Accessに証明書を追加し、信頼してあげる必要があります。
KeyChain Accessに証明書を追加・信頼する手順
信頼したい証明書をダブルクリックで開きます。
証明書の追加ダイアログが出るので、「Keychain」で「System」を選び「Add」を押して証明書を追加します。
これだけでは証明書と追加しただけで、信頼はしていないので、Applications → Utilities → KeyChain Accessアプリを立ち上げ、たった今追加した証明書を探します。見つけたら、ダブルクリックして開きます。
開くと、証明書の詳細が出てくるので、その中の「Trust」を開き、「When using this certificate」の設定を「Always Trust」に変更し、閉じます。
以上で、ChromeやSafariでオレオレ証明書が信頼されるようになります。