PhpStormはクラス名などを途中まで入力すると補完の候補を出してくれる。補完の対象となるクラスは、PHPのコアのものやユーザ定義クラスだけでなく、PHP拡張のクラスまでと包括的で親切設計なのだ。
しかし、逆に補完が包括的すぎて普段使わない拡張のものまで候補にあがってきて選択ミスをしやすかったり、特によく使うコアのクラスよりも、めったに使わない拡張のクラスが上位に出てくると、うっとうしいことこの上ない。
本稿では、使わないPHP拡張のクラスが補完の候補に上がらないようにする方法を紹介する。
特定のPHP拡張の補完を無効化する方法
「Navigate」→「Class」(macOSの場合command Oがショートカットキー)で無効化したいクラスのファイルを開く。
開いたら、そのファイルがあるディレクトリを特定し、そこから拡張の名前を特定する:
つづいて、「Preference」→「Language & Frameworks」→「PHP」を開き、「PHP Runtime」タブを開く:
「PHP Runtime」タブのツリーエリアをクリックしたら、無効化したい拡張名で検索する。検索して出てきた拡張のチェックを外す。
あとは、「OK」を押してPreferenceを閉じる。
これで普段使わないPHP拡張のクラスが補完の候補に出てこなくなる。