初めに
この記事は古くなったので、こちらを参照してください
Oracle Cloud Infrastructure では、Oracle DB のマネージドサービス(以下DBaaS)が提供されています。
DBaaS インスタンスで、リソース消費やSQLのモニタリングをする上で、Enterprise Manager Express を利用することが出来ます。
Enterprise Manager Express はデフォルトでは無効化されているので、有効にする手順と、どのようなデータが見れるのか画面キャプチャを載せます。
Enterprise Manager Express を有効化
DBaaS インスタンスに SSHして、Oracle ユーザーにスイッチ後、sqlplus で接続
[oracle@sugihostname01 ~]$ sqlplus / as sysdba
SQL*Plus: Release 18.0.0.0.0 - Production on Sat Aug 17 17:23:12 2019
Version 18.6.0.0.0
Copyright (c) 1982, 2018, Oracle. All rights reserved.
Connected to:
Oracle Database 18c Enterprise Edition Release 18.0.0.0.0 - Production
Version 18.6.0.0.0
SQL>
Port 5500 を有効化
SQL> exec DBMS_XDB_CONFIG.SETHTTPSPORT(5500);
PL/SQL procedure successfully completed.
SQL>
確認
SQL> select dbms_xdb_config.getHttpsPort() from dual;
DBMS_XDB_CONFIG.GETHTTPSPORT()
------------------------------
5500
SQL>
設定
SQL> exec dbms_xdb_config.SetGlobalPortEnabled(TRUE);
PL/SQL procedure successfully completed.
SQL>
OSに戻り、5500Portの設定が正しく入れられているか確認
[oracle@sugihostname01 ~]$ lsnrctl status | grep HTTP
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcps)(HOST=sugihostname01.priv01.vcn.oraclevcn.com)(PORT=5500))(Security=(my_wallet_directory=/u01/app/oracle/product/18.0.0.0/dbhome_1/admin/suginm01_nrt1mv/xdb_wallet))(Presentation=HTTP)(Session=RAW))
iptables を無効にします。再起動時にも起動してこないようにします (Network Security Group でセキュリティを担保することが出来るため)
service iptables stop
chkconfig iptables off
Enterprise Manager Express で見れる内容
DBaaS インスタンスに接続します
https://IPaddress:5500/em
Flash が必要になります。ブラウザで適宜設定を行い、Flash を有効にします。
以下のアカウントを入力して、Loginを行います
- ユーザー名 : sys
- パスワード : DBaaS インスタンスを作成したときに指定したパスワード
トップページが表示されます。CPUやメモリのリソース消費量、SQL監視が表示されています。
構成 - リソース管理 メニューを開くと、リソースの詳細画面を表示することが出来ます。
パフォーマンス・ハブ
パフォーマンス・ハブ配下のワークロードタブ
参考URL