はじめに
こんにちは。すぎもんです。![]()
AIエージェントから業務システムや外部サービスを呼び出す仕組みが注目されています。
今回は、Qiitaの記事情報を取得する処理をHULFT Squareで作成し、その処理をAgent Orchestrationのカスタムアクションから実行する方法を紹介します。
この記事では以下を実施します。
- HULFT SquareでQiita連携用のスクリプトを作成
- REST APIとして公開
- Agent Orchestrationのカスタムアクションから呼び出し
- 自然言語で実行
公式サイト と記事についてもあわせて参照してください。
全体構成
今回の構成は以下の通りです。
Qiitaから取得した記事情報をHULFT Squareで処理し、REST APIとして公開します。
Agent Orchestrationはカスタムアクション経由でそのAPIを呼び出します。
Agent Orchestration
↓
カスタムアクション
↓
HULFT Square REST API
↓
HULFT Integrate スクリプト
↓
Qiita API
構築の流れ
今回の構築手順は以下です。
- コネクションの作成
- スクリプトの作成
- APIプロジェクトの作成
- APIクライアントの作成
- REST APIジョブの作成
- カスタムアクションの作成
- カスタムアクションの実行
1. コネクションの作成
まずはQiita APIへ接続するためのRESTコネクションを作成します。
Qiita APIのベースURLを設定します。
https://qiita.com/api/v2/
接続テストを実施し、正常に接続できることを確認しておきます。
2. スクリプトの作成
続いてHULFT Integrateでスクリプトを作成します。
このスクリプトでは、
- Excelに定義されたユーザー一覧を取得
- 各ユーザーのQiita記事を取得
- 必要な項目へ加工
- CSVファイルへ出力
- ストレージへ保存
という流れを実装します。
処理フローは以下のような構成です。
Excel読み込み
↓
ユーザーごとにループ
↓
Qiita API呼び出し
↓
データ変換
↓
CSV出力
3. APIプロジェクトの作成
作成したスクリプトを外部公開するため、APIプロジェクトを作成します。
APIプロジェクトでは、
- リソース
- HTTPメソッド
- 実行スクリプト
を関連付けます。
これによりHULFT Square上のスクリプトをREST APIとして利用できるようになります。
4. APIクライアントの作成
次にAPIクライアントを作成します。
APIクライアントでは、
- API利用者
- アクセス制御
- IPアドレス制限
などの設定を行います。
Agent Orchestrationから利用するクライアントをここで作成します。
5. REST APIジョブの作成
APIプロジェクトをREST APIジョブとして公開します。
このジョブがAgent Orchestrationから呼び出されるエンドポイントとなります。
POINT
REST APIジョブ作成後に発行されるURLを控えておきます。
6. Agent Orchestrationでカスタムアクションを作成
続いてAgent Orchestration側の設定です。
カスタムアクションを作成し、先ほど作成したREST APIジョブを呼び出せるようにします。
カスタムアクションには次の情報を設定します。
- API エンドポイント
- HTTPメソッド
- リクエストパラメータ
- 認証情報
- 実行ポリシー
必要に応じてHITL(Human in the Loop)による承認を有効化できます。
7. カスタムアクションを実行
設定完了後、エージェントとの対話からアクションを実行できます。
例えば、
HULFT SquareのQiitaスクリプトを実行して
のような自然言語で指示することで、エージェントがカスタムアクションを呼び出します。
承認を有効化している場合は、実行前にユーザー確認が行われます。
補足: 非同期実行について
HULFT SquareのREST APIジョブは、同期実行の場合に長時間処理でタイムアウトする可能性があります。
資料では、
REST APIジョブが実行するスクリプトは29秒以上かかるとタイムアウトエラーとなる場合がある
とされています。
長時間処理を実行する場合はリクエストヘッダーへ以下を指定します。
X-HSQ-Async: true
これにより非同期モードでREST APIジョブを実行できます。
まとめ
今回は、
- HULFT SquareでQiita記事取得処理を作成
- REST APIとして公開
- Agent Orchestrationのカスタムアクションから実行
- 自然言語による操作を実現
という流れを紹介しました。
この構成を利用することで、HULFT Square上の既存処理をAIエージェントから安全に呼び出せるようになり、データ連携とAI活用を組み合わせた業務自動化を実現できます。
このブログでは、今後も様々なTopics記事や接続検証等、皆さんの参考になるような記事を投稿していきたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、また!![]()







