📝はじめに
さあ始まりました、🎄Advent Calendar 2025🎄。皆様よろしくお願いいたします。
本日のプレゼンターはこちらの方ですどうぞ。

よろしくお願いします。
皆さんのまわりのIT業界の人って、意味不明な言葉ばかり言っていませんか?
なんかもう違う世界を生きているような気がしますよね。
でもご安心ください。本日はこちらを提唱します。
📋検証内容
🎯目的
本検証は、「専門用語は見た目ほど難しくはないよ」ということを伝えられるのか、というものです。
IT業界ではない方に、専門用語を通じてWebシステムのおおまかな仕組みを理解してもらうことを目的とします。
専門用語は下記の4つをピックアップしました。
- 認証・認可
- データベース
- インデックス
- CRUD
🛠️ 検証方法
協力者(Webシステムってなんぞや状態の人)に、下記の手順で専門用語の説明を行います。
- いきなり上記の専門用語をぶつけて、びっくりさせる。
- 日常生活で例えて、専門用語を説明する。
- さらに身近な、協力者の好きなゲームで例えて説明し、理解を助ける。
- さらにダメ押しの一手。ふだん実際に使用しているサービスを例に挙げて説明し、理解の定着を図る。
🤝 協力者の紹介
Kさん
デザイン系の仕事をしている光の戦士
システムのことはよく知らない
🚀 検証開始
1.💥いきなり専門用語をぶつける
🤔現時点の理解度チェック
よろしくおねがいします。
よろしくお願いします。
認証・認可!
データベース!!
インデックス!!!
CRUD!!!
…………。
はい、ということでね。
Kさんにご協力いただいて、検証のほうを進めていきたいと思います。
Kさんは、「Webシステム」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
そうですね……。サイトを作っている仕組みのようなもの、って感じですね。
コードというか、難しい羅列がされているイメージです。
なるほどなるほど。
ちなみにKさんは、いつもWebサイトで何をしていますか?
見てます!!
え、まあ……そうですね。Webサイトは見るものですからね。
豪華なものだと、画像や動画が流れたり、スクロールするごとにそれらが切り替わったりします。
興味のあるものだとわくわくしますが、あまり興味のないものだと演出が長すぎて嫌になったりします。
いつからか縦長のサイトが増えましたよね。
今思い浮かべているのって、アニメやゲームなどの公式サイトって感じだと思います。
それらは、さきほどKさんが言ったように見るための、広告のようなWebサイトって感じですね。
では、システムっぽいWebサイトって何か浮かびますか?
…………………。わかりません。
Amazonとか、システムっぽくないですか?
…………そうなんだ…………。
(これはいい被験体になってくれそうだヨ)
💡先ほどの専門用語について
ちなみに、私が最初に言った言葉の意味って分かりますか?
まず1つ目に、「認証」と言いました。こちらは?
聞いたことはあります。
イメージはなんか、手を当てたらゲートが開くみたいな。
そうそう。だいたいそんなイメージです。
では2つ目、「認可」はどうですか?
にん、か……?
意味はもちろん、どういう漢字なのかもわかりません。
ふむふむ。そうですよね。聞きなじみないですよね。
では3つ目、「データベース」は?
ドラマとかで、データベースがどうのこうの~って言うやつ。
四角い……大きい機械がずらっと並んでいる光景が浮かびます。データ室みたいな。
「あのスイッチをオフにすれば……!」みたいな展開で出てきそうな感じの。
なんというか、「管理」って感じのイメージですね。
なるほどなるほど。
では4つ目、「インデックス」とは?
付箋!?
まあそうですね。イメージは近いかもしれません。
では最後に5つ目、「CRUD(クラッド)」はどうでしょう?
何語???????
まぁ、訳が分かりませんよね。
でも安心してください。
最後にはこれらがちゃんとわかるようになっています。
2.🏠日常生活で例えて説明する
🔑認証・認可
webシステムって、よく「家」に例えられることがあります。
仮にKさんがいま家に帰ってきて、玄関の前にいるとしたらまず何をしますか?
鍵を開けて、中に入ります。
そうですよね。
自分の家だから、家の鍵があって、それを使って開錠して中に入れますよね。
人の家にはもちろん入ることはできませんし、入ったらいけません。
自分の家だから、鍵を開けて、中に入っていいんです。
では、自宅にあるお父さんの部屋にある金庫は開けちゃってもいいのでしょうか?
ダメだと思います……。
大事なものとか入ってるだろうし。
そうですよね、だめですよね。
金庫の鍵を持っているお父さん、もしかしたらお母さんも鍵はもっているかもしれません。
そういった人にしか開けられないし、開けてはいけないのです。
今お話しした「開けていいもの」「開けちゃダメなもの」、そういう区別をWebシステムでもやっているんです。
まず、自宅の鍵を開けて中に入る。これが、「ログイン」です。
ログインしたら、自分の登録情報などが確認できると思います。しかし、ほかの人の個人情報は確認できませんよね。
金庫と同じように、家の中に入る(ログインする)ことができても、確認できないものがあるんです。
確認できるのは、鍵を持っている人だけ。つまり、確認する「権限」がある人だけ。
「ログイン」……。
「権限」……。
聞いたことある言葉が出てきた……!
その言葉だったら分かりやすいですよね。
つまり、ざっくり言うとこういうことです。
| 家 | Webシステム | |
|---|---|---|
| 認証 | 玄関を鍵で開ける。 | ログインする。本人確認。 |
| 認可 | 金庫を鍵で開ける。 | データを見たりいじったりする権限。 |
そういうことだったのか……!
金庫も、お父さんに鍵を渡してもらえば私でも開けられますもんね。
権限も、もらっちゃえばほかの人のデータとか確認できるってことですね。
その通りです。
まあ、実際にするかどうかは置いておいて、権限さえ渡してしまえばシステムの王にだってなれてしまいます。
もちろん。
🛢データベース・インデックス
では次に、家の中で探し物をしてみましょう。
キッチンの収納から、わさびふりかけを探したいです。
A:各収納に色々なものが詰め込めるだけ詰め込まれている状態
B:各スペースごとに、分類されたものが整理されておいてある
どちらのほうが先に見つかりますか?
あまり人を馬鹿にしないでください。
Bに決まっています。
そうですよね。もちろん正解です。
では、Aで探さなきゃいけない場合はどうやって探しますか?
もう、総当たりで一回全部出してから探すしかないんじゃ……。
それはかなり厳しいですよね。
システムも、そこは同じなんです。
「データベース」は、データを管理しやすいように分類して入れておく箱のようなものです。
調理器具の場所、調味料の場所、インスタント食品の保管場所、食器の場所……のように、わけて収納しますよね。
データベースも一緒で、ユーザーの情報、店舗の情報、店員の情報、商品の情報……のように分けて管理しています。
そうやって小分けにしたものを、「テーブル」といいます。
データベースのなかには、いくつものテーブルで管理されています。
また、いくら分類ごとに収納したとしても、食器がかなり多かったら目当てのものを探すのにも時間がかかりますよね。
なんとなく自分が探しやすいように、食器の収納スペースのなかで整理していませんか?
大皿はあっちにまとめて、お茶碗や小皿はこっちで……みたいに。
そうしたらより探しやすくなりますよね。
システムもそれは一緒です。
テーブルに登録されたデータが多いと、探すのに時間がかかる。
システムではそのように探しやすくする仕組みを、**「インデックス」**といいます。
こうして聞くと、Kさんが最初に言っていた「付箋」という答えも、なんとなく合っている気がしませんか?
なるほど……。
参考書とかに付箋を貼ったりして、見たい情報をすぐ探せるようにするとか、そういう感じってことですね。
そんなイメージです。
どんなに良いパソコンでも、さすがに膨大な量のデータから何の目印もなく探すとなれば時間がかかってしまうので、こういった仕組みがあります。
🖋CRUD
キッチンの収納には、いつも使っているお砂糖が入っています。
でも、別の種類のお砂糖が気になって、三温糖を買ってみました。
では新しく買った三温糖はどうしますか?
お砂糖の隣とかに置きます。
そうしますよね。収納に新しく三温糖を置きましょう。
おっと、いつものお砂糖が残り少なかったです。
どうしますか?
詰め替え用のお砂糖があるので、それで補充します。
うんうん。私もそうします。
あれれ、なんとなく買ってみた黒糖が、全然使っていないのに賞味期限が3年も過ぎていました。
どうしましょう。
黒糖には申し訳ないけど、捨てちゃうと思います……。
そうですね……。無理に食べて体を壊してもいけませんし、今回は残念ですが捨ててしまいましょう。
同じ過ちを犯さないように、食品の管理を気を付けないとですね。
はい。
といった感じで、収納の中身を少しいじってみました。
これが、データベースでできることです。
えっ、突然のことでよくわかりません……。
そうですよね。
ざっとこんな感じで対応しています。
| データベースの操作 | いま行った動作 | やっていること |
|---|---|---|
| 登録(Create) | 新しく買った三温糖を収納スペースに置く | 新しくもの(データ)を追加する |
| 参照(Read) | 収納スペースを開いて砂糖の残量などを確認する | もの(データ)を確認する |
| 更新(Update) | 少なくなった砂糖を補充する | すでに置いてあるもの(データ)の状態を変える |
| 削除(Delete) | 賞味期限の切れた黒糖を処分する | もの(データ)を取り除く |
📝まとめ
| 専門用語 | 家に例えると | 動作イメージ |
|---|---|---|
| 認証(Authentication) | 玄関の鍵 | 鍵を開けて家に入る(本人確認) |
| 認可(Authorization) | 金庫の鍵 | 特定の人のみ開けられる(権限管理) |
| データベース(DB) | 収納 | ものをしまっておく場所 |
| インデックス(Index) | 整理 | ものを探しやすいように整理する |
| 登録(Create) | 新品 | 新しいものを置く |
| 検索(Read) | 探し物 | 置いてあるものを確認する |
| 更新(Update) | 補充 | 置いてあるものの状態を変える |
| 削除(Delete) | 処分 | 置いてあるものを取り除く |
3.🎮好きなもの(FF14)で例えて説明する
ところでKさん、風のうわさで聞いたのですが、
あなたはなにやら"光の戦士"をやられている方だとか……。
もちろん。
"光の戦士"、略して"ヒカセン"やらせてもらってます。
今度は、Webシステムを新生エオルゼアの世界に当てはめてみましょうか。
🔑認証・認可
KさんはFC(フリーカンパニー)のマスターだとします。
FCハウスは、『メンバーのみ入室可』に設定しました。
これで、部外者はFCハウスに入ることができません。
現実の家の鍵を持っているかどうか、ってことですね。
そうですね。
これで、メンバーは家に入る、つまりログインができます。
古参メンバーも、さっき入ったばかりの新人メンバーも同様に。
ん-。『メンバーのみ入室可』ならそうですけど、
誰でもFCハウスに入れるようにしていたら、家の鍵もログインも必要ないですよね。
そういうパターンのWebサイトが、最初にお話しくださったアニメやゲームの公式サイトのようなイメージですかね。
ログインとかなく、みんな平等にサイトを閲覧できますので。
あーなるほど。
……なんか、FF14はそもそもログインそのものがあるので、ちょっとそこで混乱してて……。
確かに、おっしゃる通りですね。
ログインしたさきでまたログインの話をしてしまったから、混乱を招いてしまったかもしれません。
では、FF14のログイン機能は、アカウントがないとログインできませんよね。
このアカウント情報、つまりIDとパスワードが、家の鍵になるわけです。
アカウントをもっている人だけが、FF14という家に入れる。
うんうん。ログインという仕組みは慣れ親しんだものなので、わかります。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、FF14のログインそのものはいったんおいておいて、
今回の話ではFCハウスに入ることをログインということにしましょう。
FCハウスに入れたら、中にはカンパニーチェストがありますね。
カンパニーチェストには、メンバーみんなで協力して貯めた巨額のギルが入っています。
そこでさっき入ったばかりの新人が、そのギルを引き出すことはできるでしょうか?
それはさすがに怖いです。
信頼できる人に、その権限を与えます。
……ああ、これが認可か!
察しが良くて助かります。
- 認証(ログイン) = 「FCハウスへの入室」
- FCメンバーである(鍵を持っている)かどうかのチェック。
- 認可(権限) = 「チェストの階級設定」
- 家に入れたとしても、「新人はボックス1しか触れない」「マスターだけがギルを引き出せる」という設定がされている。
Webシステムも同じで、ログインした後に**「お前はギル(機密データ)を触っていい階級(権限)か?」**を厳しくチェックしている。
- 家に入れたとしても、「新人はボックス1しか触れない」「マスターだけがギルを引き出せる」という設定がされている。
🛢データベース・インデックス
ほしい装備があったら、マケボ(マーケットボード)で探して買いますよね。
その時のことを想像してみてください。
まず、ほしい装備の名前を入力して検索します。
その時、システムは裏側で全プレイヤーの家のリテイナーベルを一個ずつ鳴らして、持ち物を確認して回っていると思いますか?
いやいや、そんなことしたらいつまでたっても検索結果が出てこないですよ。
そうですよね。
検索ボタンを押したらすぐ出てきますもんね。
マケボが速いのは、リテイナーで確認しているからではありません。
マケボに登録されている出品リストから検索しているのです。
あー! そこもデータベースなんですね。
そうなんです。
「個人の所有しているアイテムを管理するテーブル」もあれば、「出品されているアイテムを管理するテーブル」もあります。
じゃあ出品したら、「個人のアイテムテーブル」から「出品アイテムテーブル」にデータが移るってことですか?
いえ、そういうわけではありません。
出品したアイテムも、リテーナーから確認できますよね?
なら、「個人のアイテムテーブル」には残っているということです。
そっか! 出品中のアイテムは「出品中」って表示されますね!
アイテムの状態が更新されてるのか!
その通りです!
もちろん、出品を取りやめれば、「出品中」という状態から普通に状態に更新されます。
同じものを表すデータは、1つのテーブルにしか存在してはいけないなんてことはありません。
しかし、あちこちに同じものが入っていると管理が大変ですよね。
なので、「アイテムの種類」を管理するテーブルなんかもあったりします。
そして、「個人アイテムテーブル」と「アイテムの種類テーブル」を紐づけて管理する、といったこともできます。
もちろん、「マケボの出品中アイテム」と「アイテムの種類テーブル」も紐づけて管理しているでしょう。
そういうこともできるんですね。
そうやって検索しやすく管理するために、データベース構成を考えたり、インデックスのつけ方を考える必要があるというわけですね。
🖋CRUD
さきほどもアイテムをテーブルで管理しているという話が出ましたが、CRUDについても考えてみましょう。
IDで宝箱を開けて、装備を手に入れたらデータベース的にはどうなりますか?
「個人アイテムテーブル」に登録されます!
その通り! わかってきましたね。
ほかにも、装備を強化したり見た目を変えたら、そのアイテムは更新されますし、
いらない装備を売ったり、アイテムを納品したりするとその装備やアイテムは削除されます。
納品しても削除なんですね。
そうなんです。
そのアイテム自体は窓口の人に渡されているのでモノ自体は消えていないのですが、自分のインベントリからはなくなっていますよね。
なので、自分のテーブルからは削除となります。
逆に、相手のテーブルには新しく追加したアイテムとなるので、登録となる感じですね。
なるほど。わかってきました!
📝まとめ
| 専門用語 | FF14で例えると | 動作イメージ |
|---|---|---|
| 認証 (Authentication) | ハウス入室 | FCメンバーかどうか確認してドアを開ける |
| 認可 (Authorization) | チェスト権限 | 「ギル引き出し」ができる階級かチェックする |
| データベース (DB) | カンパニーチェスト | 大事なアイテムやギルが入っている保管庫 |
| 検索 (Search) | マケボ検索 | 全サーバーの出品リストから一瞬で探す |
| 登録 (Create) | ドロップ/製作 | インベントリにアイテムが入る |
| 更新 (Update) | 強化/ミラプリ | アイテムの状態を書き換える |
| 削除 (Delete) | 床に捨てる | インベントリからアイテムを消す |
4.🛒普段使っているサービス(Amazon)で説明する
では最後に、普段使っているWebシステムにも当てはめてみましょうか。
最初に話題に出した「Amazon」でやってみましょう。
はい。
🔑認証・認可
これはもう大丈夫そうですね。
Amazonで物を買うには、ログインします。
ログインをしたら、自分にのみ確認できる情報が表示されます。
はい、ばっちりです。
我々は「買う側」なので、もちろん「売る側」が管理する商品情報は、いじることができません。
そんなことができたら、ほしい商品を全部0円にして買えちゃいますからね。
そういったところで、認可によって細かく権限が管理されています。
🛢データベース・インデックス
Amazonにはもう、Amazon自身にすら把握できないくらい商品が出品されていますよね。
そんななかであんなに検索が早いのはどうしてだと思いますか?
データベースの管理とか、インデックスとかをうまく使っているからです!
その通り!
膨大な商品を、うまいこと分類して探しやすくしているためですね。
商品ページもカテゴリってあるけど、そういうこと!?
そういうことです!
商品の中で、「家電」「食品」「書籍」「おもちゃ」などカテゴリ分けされていますが、データベースでも同じように管理されているのです。
🖋CRUD
なにか物を買うときに、ほしいものを一度カートに入れますよね。
そうしたら、データベースはどうなりますか?
データベースの、カートのテーブルとかに登録されると思います。
はい、もう完璧ですね。
おっしゃる通り、データベースでカートテーブルに登録されます。
カートに入れた後に購入数を増やせば、更新されます。
やっぱり買うのやめたーとカートから削除すれば、データベースからも削除されます。
そうしてデータベースに登録しておくことで、いいことがあります。
例えば、自宅のPCでAmazonを眺めていて、よさそうなものがあったのでカートに入れました。
しかし、友達との約束の時間が迫っており、もう家を出なければなりません。
そのまま外出して、電車の中でカートに入れた商品のことを思い出します。
スマホからAmazonにアクセスしたら、カートはどうなっていますか?
家で入れた商品が入っている状態です!
そうですよね。
データベースで管理しておくことで、異なるデバイスからアクセスしても同じカートの状態を表示することができます。
Amazonはこのような仕組みですが、ほかのサイトではデバイスを変えたらカートも変わってしまうということがあります。
これはセッションといって、「一時的に保管しておく」というような仕組みです。
なのでその時そのデバイスでしか持っておけないデータということになります。
そう聞くとセッションのいいところがないように聞こえちゃいますが、いちいちデータベースにアクセスしなくていいという利点があります。
戸棚に置いてあるお菓子の袋を自分の部屋に持ってきて、ある程度たべたら戸棚に戻すようなイメージです。
1個ずついちいち戸棚に取りに行くのは面倒ですからね。
袋ごと持ってきて自分の部屋で好きなタイミングでつまみたい、というのがセッションなんですね。
思えば、普段サイトとかを見ていて「セッション」って言葉を見たような記憶うがあるような無いような……。
なんか英語とかのサイトで出てきたのかな……。
「セッションの有効期限が切れました」とかですか……?
それかも!
なんかまたログインしなくちゃいけなくて面倒なんですよね。
面倒ですよね……。
セッションは一時的に持っておく情報なので、やっぱり有効期限があります。
そして、ログイン時に取得してセッションにもっておいた認可情報なども破棄されてしまうので、「ログイン状態という権限」が必要な情報が表示されない、つまりログインしてないって扱いになってしまうんですね。
そういうことだったんですね!!
ちなみに、少し話は戻るんですが、注文をキャンセルしたらそれはデータベース的には削除になるんですか?
確かに、削除の場合もあります。
発送をしなければいけない注文を管理するテーブルからは、その注文が削除されるようなシステムもあると思います。
ただ、自分の注文履歴からはキャンセルした注文も確認できますよね。
なので、その場合は削除ではなく更新となります。
その注文の状態が、「注文受付」から「注文キャンセル」に変わるという感じです。
なるほど!
これも更新なのか!
なんかもう、ほとんどは状態の更新で管理している気がしますね。
削除を行うケースは比較的少ないかも……。
そうなんですね……。
5.🎁まとめ
| 専門用語 | ①家の例 | ②FF14の例 | ③Amazonの例 |
|---|---|---|---|
| 認証 (Authentication) | 玄関の鍵を開ける | ハウス入室 | ログイン |
| 認可 (Authorization) | 金庫の鍵を持つ | チェスト権限 | 出品者、一般ユーザー、Prime会員など |
| データベース (DB) | 収納 | カンパニーチェスト | 商品、会員、カートなどが管理されている |
| 検索 (Search) | 置いてあるものを確認する | マケボ検索 | 商品を検索する、購入履歴を検索する |
| 登録 (Create) | 新しいものを置く | ドロップ/製作 | カート追加、注文確定 |
| 更新 (Update) | 置いてあるものを補充する | 強化/ミラプリ | 数量変更、配達先・時間変更、会員情報変更 |
| 削除 (Delete) | 置いてあるものを処分する | 売却/捨てる/納品 | カート削除 |
⚡WARNING⚡
今度はあなたに説明していただきます。
先ほどとは別の例で、Webシステムを説明してみてください。
えーーーーーー!?
ん~~~~~~「お風呂」……とか?
お風呂ですか?
じゃあ一旦それでやってみましょうか。
まずログインは……。
鍵を開けて浴室に入る。
認可は……。
内側から鍵をかけて、誰彼構わず入れなくする。
子どもとかが一緒に入りたいって言ってきたときは、鍵を開けて入れてあげる。
(どういう鍵がついた扉なんだ……?)
ほうほう、いいですね。
データベースはどうでしょう。
お風呂ではまあ洗いますよね。
シャンプーとかリンスとかボディーソープをまとめておきますよね。
それがデータベースです!
まとめて置いてあって、それをピックアップしてくる。
頭を洗うなら、シャンプーをとってくる。
そうやってピックアップできるように、整理されてまとまって置いてあるもののことです。
ではインデックスは?
みんな、ピックアップしやすいように整理して置きますよね。
右からシャンプー、リンス、ボディーソープって感じで置いてますよね。
そうしたら、眼鏡を外して見えない状態であっても、すぐに探し出して使えますよね。
そういう風に、すぐに探せるようにしておくことをインデックスといいます!
じゃあ最後にCRUD! いきましょう!
C(登録)は、新しいシャンプーを、まとまりに置くこと。使いかけのシャンプーとはまた別で。
R(参照)は、シャンプーとかどこに置いてあったっけ・・・この辺に置いてたな。このまとまりのここにシャンプーがある! ってこと。
U(更新):残り少ないので、詰め替えをした。これが更新です。
D(削除):このリンス使い切った。でももうリンス使わなくていいや。って捨てる。これが削除です。
おー。なかなかいい感じになりましたね。
お疲れ様です。
もちろん。
聞いてて、お風呂はだいぶしんどそうな雰囲気は伝わってきました。
入浴時って、浴室に入ってからの一連の流れって個人個人でルーティーン化されていたりするじゃないですか。
入浴します! というきっかけがあって、そこからは決まった動きをする。
だからどっちかというとトランザクションとか業務ロジックとかの例えに使う方がよかったのかも……?
トラン……? ロジック……?
知らないことを言わないでください!
📈検証結果
🏁検証を終えて
対話形式の記事となったが、実際に協力者とともに検証を行っている。
協力者の感想、そして筆者の所感で本記事を締めくくろう。
💬協力者の声
- いくつか違うパターンで説明されたので、1度聞いてもわからないものがだんだんわかってくるようになった。
- それぞれのたとえで、それぞれしっくりくる場所があって、そこで理解が進んだ。
- 分かりづらいところは特になかったと思う。もともと知らない分野の話だし、多かれ少なかれ知識が入ってくることには変わりない。
📜総括
- もっといい例えがあったんじゃないかいう気持ちが残っている。
色々なゲームを思い浮かべたが、FF14が一番説明しやすかった。
しかし、私自身そこまでやりこんでいるわけではないため、薄い情報でしか説明できなかったのがもどかしいところ。 - 説明をしていく中で、こちらが説明をする前に「わかった! こういうことでしょ!」と言ってくれることが度々あった。
ちゃんと理解してくれているという証であるため、大変うれしい。 - 今回は検証として協力してもらったが、実際はこうしてまとまった時間をとって説明する機会はそうそうない。
もう少しコンパクトに、要点を絞って説明するほうが現実的である。
この方法は時間ありきの説明のように感じる。 - 実際に対話しつつ検証を行ったので、議事録がきちんととれていないことが心残り。
実際は良い質問があり、それでより理解を深められたシーンもあったので、そこをお伝え出来ないのが残念。
しかしこういう質問が出るくらいには理解してもらえたということなので、効果はあったのだろう。
何か良い例え、面白い例えがあったら教えてください!

