今回の内容
いまさらながらMEANスタックで遊んでみたいと思い、まずは手始めにNode.jsとExpressを入れてみたときの備忘録的なメモ。まずはExpressの公式ページに載っているサンプルを動かしてみた。
前提となる環境
今回使った環境は以下のとおり。
- CentOS 6.7 64bit (Vagrant/VirtualBox上に構築したVM)
今回導入するもの
- node.js: サーバサイドJavaScriptの実行環境。
- npm: node.jpのパッケージモジュールを管理するためのツール。
- Express: Node.jsで動作するMVCフレームワーク。
node.jsをCentOSにインストール
- EPELからnode.jsの0.10.x系をインストールできる。
- お手軽にインストールできるのがメリット。
- ただし、割と古いバージョンのようなので、最新バージョンを入れたい場合にはソースコードからインストールする必要がある。
EPELリポジトリを導入
$ sudo yum install epel-release
yumでnode.jsとnpmをインストール
$ sudo yum install nodejs mpm --enablerepo=epel
$ node -v # バージョン確認
v0.10.36
$ npm -v # バージョン確認
1.3.6
Express環境の構築とサンプル実行
下準備
- アプリケーション用のディレクトリ用意
$ mkdir myapp
$ cd myapp
- アプリケーションのnode.jsのモジュール管理の雛形作成
$ npm init
$ entry pont: (index.js) # アプリケーションのメインファイル名app.jsと入力してEnter
- 質問に答えていくとこのアプリケーションのモジュール管理の雛形となるpackage.jsonが生成される。
- 今回の場合には基本的にEnter連打で問題ないが、entry pointはアプリケーションのメインファイル名を上記の通り指定する。)
Expressのインストール
npmでExpressモジュールをインストールする。
$ npm install express --save
- --saveオプションを付けることで、package.jsonにexpressの情報が追加される。
ExpressのHello Worldサンプルの実行
Expressの公式ページにあるHello worldサンプルを実行する。
- 先ほど用意したディレクトリにapp.jsという名前で以下の内容のアプリケーションファイルを作成する。
app.js
var express = require('express');
var app = express();
app.get('/', function (req, res) {
res.send('Hello World!');
});
app.listen(3000, function () {
console.log('Example app listening on port 3000!');
})
- 上記のアプリケーションを実行する。
$ node app.js
Example app listening on port 3000!
- 実行後にWebブラウザ上で以下のURLにアクセスすると「Hello world!」と表示されれば成功。
http://(ホスト名):3000/
参考にした情報
-
http://expressjs.com/
- こちらの公式ページにあるサンプルを実行
- http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/01/news041.html